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鳴門のコウノトリひなはオス2羽、メス1羽 羽毛DNA鑑定で判明 徳島

産経新聞 5/13(土) 7:55配信

 徳島県や鳴門市などでつくる足環(あしわ)装着プロジェクトチームは12日、同市で今年3月に誕生した国の特別天然記念物、コウノトリのひな3羽は、羽毛のDNA鑑定によりオスが2羽、メスが1羽と判明したと発表した。

 ひな3羽は今月2日に移動行動などを確認するための個体識別用の足環を装着。この際、性別を調べるために羽毛を採取し、徳島大学などでDNA鑑定を行っていた。

 徳島大大学院の河口洋一准教授によると、8日から3日間、DNA鑑定を実施。兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園(豊岡市)でも鑑定が行われ、双方の鑑定が一致した。

 郷公園によると、昭和46年に国内の野生種が絶滅後、豊岡市周辺以外では初の野外繁殖。コウノトリは巣から飛び立った段階で1羽とカウントし、野外で確認されているのはオス37羽とメス58羽の計95羽(4月20日現在)。

 鳴門市の3羽のひなは翼を広げて飛ぶような行動をみせていて、今月末にも巣立つ見込みで、河口准教授は「オスが少ないので、オスが2羽誕生したということは、つがいが誕生する可能性が高くなったのでは」と話している。

最終更新:5/13(土) 7:55

産経新聞