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NAA5期ぶり減収 28年度決算 「爆買い」が沈静化 千葉

産経新聞 5/13(土) 7:55配信

 成田国際空港会社(NAA)は12日、平成29年3月期の連結決算を発表した。売上高に当たる営業収益は前期比10億円減の約2174億円、最終利益は10億円増の約253億円と減収増益だった。NAAによると、減収は5期ぶり。航空機の発着回数や旅客数は開港以来最高だったものの、中国人観光客の「爆買い」が沈静化したことで、空港内の免税店や物販店などの売り上げがダウンし減収につながった。最終利益は法人税等調整額の減少などで、16年の民営化以降最高となった。

 30年3月期連結決算予想は、外国人旅客数が堅調に伸びるとみて、営業収益を98億円増の約2273億円、最終利益を40億円増の約294億円と見込んだ。

 NAAの夏目誠社長は記者会見で「中国や台湾の旅客の購買単価は昨年12月ごろから回復しつつある。昨年度途中にオープンした新規店舗の通年化や、早ければ秋口に入国エリアに新設する免税店などの効果で、空港内店舗の売り上げ15%増の達成を目指したい」と話し、引き続きリテール事業に力を入れる方針を示した。

 また、11日に森田健作知事と空港周辺市町の首長がNAA東京事務所を訪れ、航空機の発着時間を深夜と早朝の計3時間延長する計画の見直しを求めたことについて、夏目社長は12日の会見の中で「しっかり検討し、いかなる対応ができるか、国や県などの関係者としっかり相談したい」と述べた。

最終更新:5/13(土) 7:55

産経新聞