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<チャリティー>老舗フレンチのカレー再び 東北、熊本支援

毎日新聞 5/13(土) 14:00配信

 老舗フレンチ店による人気のチャリティーイベントが、今年も開かれる。東日本大震災と熊本地震の被災地を支援するため、アピシウス(東京都千代田区・岩元学料理長)と、シェ・イノ(同中央区・古賀純二料理長)のそれぞれのシェフとスタッフらが、オリジナルのカレーを提供するもので、1日限りの味。今回で13回を数え、リピーターも多いイベントだ。5月14日、両店で開催される。

 チャリティーで出されるカレーは、その都度メニューが異なり、フレンチのシェフならではの独創的なものばかり。打ち合わせの席では、2人のシェフが互いのアイデアを“ちら見せ”しながら、オリジナリティーあふれるメニューを決めており、毎回、自信作が登場する。今回はアピシウスが、熊本産の馬スジ、岩手産の豚肉にサクラエビなどを使ったカレーを考案。一方のシェ・イノでは、インド風のスパイスが香る、伊達鶏チキントマトカレーを準備している。

 収益金はすべて被災地支援団体「aoSORAnt(あおぞらん)」を通じて、東北、熊本の復興支援活動に役立てられる。熊本地震が起きた昨年は、一部が地震被害を受けた日本最大級の石造りアーチ水路橋で、国の重要文化財に指定されている石橋「通潤橋」(熊本県山都町)の修復費用にも充てられた。

 チャリティーカレーは、5月14日(日)午前11時~午後3時(無くなり次第終了)。「アピシウス」と「シェ・イノ」のそれぞれの店舗で開催する。会費は1000円。当日はドレスコードなし、子供連れの参加も可能。人気のイベントのため、入店までに並ぶこともあり、近年は列の割り込みによる苦情もあるほどだ。チャリティーの事務局は、代表者が先に並び、待ち合わせで列に合流することは遠慮してほしいとしている。【江刺弘子】

最終更新:5/13(土) 14:18

毎日新聞