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広島まち歩き楽しんで 浅野氏入城400年控え、ゆかりの地マップ作製

産経新聞 5/13(土) 7:55配信

 ■豊富な写真で歴史解説など

 旧広島藩主・浅野氏の広島城入城400年を平成31年に控え、広島市は浅野氏ゆかりの地をめぐる「広島の歴史をたどるまち歩きマップ」を作製した。6月からは記念事業として歴史講座の開講を予定。その後も入城400年をアピールするチラシを作製する。31年度には浅野藩政期の城下町の発展を紹介する企画展の開催も検討するなどPRに動き始めた。

 マップはA2判だが、縦21センチ、横7・5センチのポケットサイズに折りたためる。両面カラー刷り。

 表面では、現在と戦前の広島城や、浅野家の家老だった上田宗箇が築園した国の名勝・縮景園(中区)、散策コースの二葉の里(東区)の寺社など浅野氏ゆかりの地を豊富な写真を使って歴史解説。初代広島藩主の長晟(ながあきら)の肖像画や浅野家の家系図なども載せた。

 裏面では、現在の市中心部の地図や、江戸時代の町名、建物などを表した広島城下町絵図、西国街道を中心にした絵屏風を掲載。江戸時代の場所と現在の地域を対比できるよう、絵屏風と地図に番号を記した。地図は、江戸時代の城の堀や川の範囲も分かる。

 広島城の築城当時の土地が戦後までの干拓で拡大した経過を、地図で時代ごとに色分けして示した。

 1万5千部を印刷し、市内の観光案内所や公民館などで無料配布している。

 一方、歴史講座は6~10月の前期、11月~来年2月の後期にそれぞれ5回、市まちづくり市民交流プラザ(中区)で開講。浅野藩政期の広島の歴史・文化などを紹介する。

 資料費千円。初回の6月24日は「浅野長晟の広島入城と初期藩政」と題し、県立文書館総括研究員の西村晃氏が語る。問い合わせは市中央図書館(電)082・222・5542。

 一方、チラシは「城下町・耕地の拡大」「街道筋・海運・舟運」といったテーマで、年2種類ずつ31年度まで各5万部を作製する方針。31年度開催を検討している企画展も今後、内容などを具体化させていく。

最終更新:5/13(土) 7:55

産経新聞