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南阿蘇村に紙灯籠2700個 復興祈るメッセージともる

朝日新聞デジタル 5/13(土) 23:53配信

 熊本地震から14日で1年1カ月を迎えるのを前に、熊本県南阿蘇村の道の駅「あそ望の郷くぎの」で13日夜、全国から集まった8千を超す応援メッセージが書かれた紙灯籠(どうろう)約2700個がともされた。阿蘇五岳を背に、川をイメージした明かりが星のように広がった。

【写真】全国から寄せられた応援メッセージが書かれた紙灯籠(どうろう)に明かりがともされた=13日午後7時42分、熊本県南阿蘇村、福岡亜純撮影

 東海大農学部4年の橋村さくらさん(22)が結成した学部生の団体「阿蘇の灯(あかり)」が、「支援への感謝を表すとともに、被災者の心の復興や地震の記憶の風化防止に役立てば」との思いで企画した。

 支援に来た人々らに呼びかけて集まったメッセージを、住民やボランティアらと協力して、三角柱の骨組みにはった。東日本大震災や阪神大震災の被災地からも「私達(たち)はひとつです」などと励ます言葉が並んだ。

 阿蘇キャンパスは被災して授業は熊本市内に移り、下宿先も多くが倒壊。黒川地区に下宿していた橋村さんら700人以上の学生も村を去った。「今すぐに帰りたいくらい。今年入学した学生が阿蘇の魅力を知るきっかけにもしたい。今後も様々な企画をして、南阿蘇とつながっていきたい」と話している。(東野真和)

朝日新聞社

最終更新:5/13(土) 23:53

朝日新聞デジタル