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【Bリーグ】富山、エース城宝欠くも残留へまず1勝

スポーツ報知 5/14(日) 8:05配信

◆プロバスケットボールB1残留プレーオフ 1回戦第1戦 富山(1勝)87―70仙台(1敗)(13日・富山市総合体育館)

 リーグ15位(中地区5位)の富山グラウジーズは、87―79で同18位(東地区6位)の仙台89ERSを下した。ガード陣が鮮やかなミドルシュートを連発すれば、ポイントガード(PG)宇都直輝(25)は気迫のドライブで21得点をマーク。第4クオーター(Q)終盤は最大15点差に広げる場面もあるなど快勝だった。14日の第2戦に勝てば、2回戦(19日、代々木第二体育館)進出が決まる。

 激戦を乗り切って先勝だ。1部残留に向け、両チームともに第1戦序盤から“ガチンコ勝負”。シューティングガード(SG)水戸健史(32)がルーズボールをコート外に追えば、第4Q残り2分では宇都が相手選手と激突し、頭部を強打。相手選手は目の上を出血し、病院に直行するなど、厳しい攻防の中で力を出し切った。ボブ・ナッシュHC(66)は「激しい戦いは予想していた。最終的に、我々のエネルギーが余分に残っていた」と振り返った。

 あっと驚く試合展開だった。3Pシュートはなんと0本。ロングシュートは入らなくても、好調のガード陣は鮮やかなミドルシュートを決め続けた。6試合連続2桁得点のシューター、岡田優(33)は「3Pが0本は記憶にない。最近は僕と水戸がよく入っているので」と素早くパスを回し、フリーになった瞬間に迷わずジャンプシュート。水戸と共に、ミドルレンジからの攻撃で試合の流れを呼び込んだ。

 エース・城宝匡史(35)が4月2日に左手の骨折で戦線離脱。3Pシュート確率は39%と、チームでは群を抜いていただけに大きな痛手だったが、逆に新しい攻撃パターンが武器になっている。ナッシュHCは「3Pシュートを多く打つと、ロングリバウンドで攻撃機会を与えてしまう。(ミドルシュートは)得策と考えている」と手応えをつかむ。

 3試合連続で3Pシュートは0~2本。「87得点としっかり取れている。攻撃は問題ない」と水戸。新しい攻撃の形で、厳しいプレーオフを乗り越える。(中田 康博)

最終更新:5/14(日) 8:05

スポーツ報知