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【Bリーグ】栃木、鉄壁の守備で先勝 千葉PG富樫を封じた

スポーツ報知 5/14(日) 6:03配信

◆プロバスケットボールB1リーグ チャンピオンシップ 準々決勝第1戦 栃木(1勝)81―73千葉(13日・宇都宮市体育館)

 初代王者を決めるプレーオフのチャンピオンシップは13日、開幕し、東地区1位の栃木は同3位でワイルドカードの千葉に80―73で先勝。自慢の防御でポイントガード(PG)富樫勇樹(23)を中心とした千葉の攻撃を封じた。

 今シーズン、天皇杯も含めて4勝5敗と負け越し、直近の試合でも連敗していた苦手の千葉から貴重な勝ち星を奪った。チームの司令塔として、4得点5アシストと活躍した田臥勇太(36)は「ホームで、ファンの方と勝ちたいと思って戦った。次、負けたら意味がない」と気を引き締めた。

 最強の“矛と盾”は盾が勝った。レギュラーシーズン60試合で磨いた鉄壁の守備を誇る栃木は、1試合平均失点をリーグ最少の69・8点にとどめている。対照的に千葉は攻撃力が武器。今季3点シュートを1試合平均9・45本も成功させているが、この日はシューティングガード・原修太(23)の4本に抑えられた。

 千葉の起点・ポイントガードの富樫勇樹(23)を徹底的に封じた。マッチアップしたシューティングガードの遠藤祐亮(27)は「ボールを持って、好き勝手にやられてはいけない」と対策を練った。試合中に富樫の調子を見極め「(誘導して)中にドライブさせて仲間とコミュニケーションを取って守る」作戦に出た。千葉から自由を奪い、苦しいシュートを打たせた。1試合平均13・2得点の富樫を8得点に抑え、得点源のスモールフォワード・小野龍猛(29)も2点と沈黙。2人には3点シュートを1本も許さなかった。今季9戦し、相手の癖を研究した栃木が千葉の武器を封じた。

 初代王者を争う初戦。宇都宮市体育館には今季の平均観客動員数を約600人上回る3916人が集結した。立ち見席も販売開始前から100人の行列ができるなど、ファンの大歓声もホームの栃木を勇気づけた。準決勝進出に王手を掛け、田臥は「相手の得点を抑えられるかが鍵。1本でも多く苦しいショットを打たせるようにする」と力を込めた。油断はない。勢いに乗って頂点まで駆け上がる。(小林 玲花)

最終更新:5/14(日) 6:03

スポーツ報知