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飯舘の仮設小児童と交流 ウィーン在住ピアニスト 綾・クレバーンさん

福島民報 5/13(土) 10:52配信

 ウィーン在住のピアニスト、綾・クレバーンさんは12日、東京電力福島第一原発事故で福島県川俣町に移転している飯舘村の草野・飯樋・臼石合同仮設小でコンサートを開き、美しい旋律を響かせた。
 クレバーンさんは東京都出身。欧州を中心に世界で活躍している。中央大学員会福島白門会の「被災地の子ども達にクリスマスカードを届けようプロジェクト」を通して知り合った同プロジェクト代表の田中拓男中央大名誉教授に、被災地に音楽を届けたいと相談した。田中名誉教授や福島白門会事務局長の杉原長次尚志高校長代理らが尽力し演奏の機会を設けた。
 クレバーンさんはベートーベンの「エリーゼのために」、グルックの「妖精の踊り」など6曲を披露した。児童と福島市飯野町に移転している草野・飯樋幼稚園の園児が演奏に聞き入り、「指の動きがとても速かった」などと感想を述べた。
 被災地を初めて訪れたというクレバーンさんは「子どもたちの音楽を聴く機会が増えるようになってほしい」と復興を願った。
 郡山市の尚志幼稚園でも同日、同園と尚志緑ケ丘幼稚園の園児約160人を前に演奏した。

福島民報社

最終更新:5/13(土) 11:42

福島民報