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J・デップ、“当たり役”ジャック・スパロウでいる時は「安心できる」

5/13(土) 9:00配信

オリコン

 俳優のジョニー・デップが12日、中国・上海市内のホテルで開催された映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(7月1日公開)の記者会見に出席した。キャプテン・ジャック・スパロウを演じて、同作で5回目。デップは「ジャックを演じていると、すごく安心していられるんだ」と最大の“当たり役”と言ってもいいジャックへの思いを語った。

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 2003年に公開された『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』で初登場したキャプテン・ジャック・スパロウは観る人にとって、史上最高の海賊または史上最低の海賊のどちらかに意見が分かれるタイプのアンチヒーロー。どちらにしても世界中から愛される存在となったジャックを中心に繰り広げられる海賊たちの物語は、コメディーあり、アドベンチャーあり、ロマンスありで世界的に大ヒット。3本の続編、『デッドマンズ・チェスト』(06年)、『ワールドエンド』(07年)、『生命の泉』(11年)もすべて1作目を上回る記録を残している。

 さまざまな作品に出演しているデップも、キャプテン・ジャック・スパロウのことはことさらお気に入りの様子。「僕自身は、宴席で乾杯の音頭を取るだけでも緊張する小心者なんだけど、ジャック・スパロウになりきれば、どこにでも行けるし、何でもできるような気がしてくる。ジャックのことをけしからんと思う人もいるかもしれないけど、彼は不遜というか、どんなものにもとらわれない、何も気にしない、特に向上心があるわけでもない(笑)、そんな皆がちょっとだけ“なってみたいな”と思えるようなキャラクターなんだ。でも僕自身は、毎作、限界を広げようとはしているよ。ユーモアをも見つけることにおいてもね」。

 同シリーズに欠かせないのが敵役。デップとともに第1作から出演するジェフリー・ラッシュが演じるキャプテン・バルボッサとのくされ縁は「頑固な夫妻関係」と表し、「僕が何も手に入れないように画策して、それを楽しんでいるんじゃないかな。そうすればずっと2人の関係を続けていけるからね」とユーモアも交えて語った。

 新たな敵役として登場するハビエル・バルデム演じるキャプテン・サラザールについても「現場ですごかったよ、口から黒いよだれみたなのがたれていて(笑)。どんな敵役を演じてくれるのか、期待していたんだ」と話し出したのだが、「それで前の共演作でハビエルとキスをしたんだけど」と、思いがけない方向に脱線。「ジェフリーとキスしたこともあるよ。そうだな、ジェフリーのほうが、ちょっとなんていうか…、すごく繊細で…。あれ? キスの話だったけ?」と、会場を笑わせた。

 本線に戻ってデップは「バルデムはものすごい情熱をもってサラザールを演じてくれた。恐いけれど、どこか心の琴線に触れるキャラクターになっていると思う。それはジェフリーがバルボッサを演じているのと同じだと思うし、本当に素敵なキャストと仕事できて、最高だったよ」と話していた。

 会見会場には司会席と、9つのディレクターズチェアが用意され、(壇上下手から)製作のジェリー・ブラッカイマー、エスペン・サンドベリ監督、オーランド・ブルーム、ハビエル・バルデム、ジョニー・デップ、ジェフリー・ラッシュ、ブレントン・スウェイツ、ヨアヒム・ローニング監督、脚本を担当したジェフ・ナサンソンがズラリと居並んだ様子は“圧巻”のひと言。中国語と英語の通訳を兼ねた司会者をいじって笑いを誘ったり、ジョークが不発に終わったりしながらも、皆、和やかな雰囲気で、中国を中心にアジア・オセアニア地域から集まった記者たちからの質問に答えていた。

最終更新:5/14(日) 23:08
オリコン