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【東西現場記者走る】穴は福島牝馬S組!

サンケイスポーツ 5/13(土) 9:47配信

 1週間の密着取材でGIの勝ち馬を探る企画。ヴィクトリアマイルを担当する大阪サンスポの山口大輝記者(25)は5日目、美浦トレセンに移動した。福島牝馬S組に注目して、5着だったリーサルウェポンと、勝ち馬ウキヨノカゼの陣営を直撃。波乱の立役者となる可能性に迫った。

 5日目は、高配当の使者を探すべく美浦トレセンへ。福島牝馬S組に注目した。

 向こう正面でデンコウアンジュがまくり、中盤以降のペースが激しくなった一戦。その結果、後方で脚をためた馬が上位を独占した。そんな中、4コーナー4番手で5着に粘り込んだリーサルウェポンは特に気になる存在だ。

 南馬場の調教スタンドで、武市厩舎の平岩助手を直撃。「福島牝馬Sはハンデ戦でもなかったので、びっくりでしたね。転厩2戦目で環境にも慣れて、落ち着きが出てきました」。栗東所属時代の2016年に愛知杯で2着があるが、当時はハンデ50キロ。54キロでの健闘には満足の様子だ。

 転厩後は、気持ちのスイッチが常にオンになっていたため、坂路調教の合間に角馬場での運動を取り入れるなど、めりはりのついた調整を行ってきた。教え込んできた“気持ちの切り替え”が実を結びつつあるのだろう。午前9時に発表された枠順は大外〔8〕枠(17)番だったが「ごちゃつかずに済むし、自分の行きたいポジションで運べますね」と同助手。前走も(15)番枠から好位に取り付いたように、むしろプラスに感じた。

 一昨年の福島牝馬S5着ミナレットは、本番で大逃げを打ち、18番人気で3着。3連単2000万円超えの立役者となった。また、2009年には福島牝馬Sを勝ったブラボーデイジーが、11番人気で2着に好走。波乱を演じた2頭と同様の先行脚質が、不気味に映る。

 福島牝馬Sの勝ち馬ウキヨノカゼも忘れてはいけない。伊藤助手は「7歳だけど、馬は若いし、状態は本当にいいよ」とデキに太鼓判。さらに、「機嫌を損ねたら大変。気が強いところが、(最後の)爆発力につながってるんじゃないかな」と教えてくれた。

 〔6〕枠(12)番に菊沢調教師は「枠は気にしていなかった。自分のリズム重視でいきたい」。土曜の東京は雨の予報が出ており、しっかりと馬場状態も見極め、結論を出したい。 (山口大輝)

最終更新:5/13(土) 9:56

サンケイスポーツ

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