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ロッテが極度の「貧打」で低空飛行中 新外国人も不振で勝てない…

産経新聞 5/13(土) 14:30配信

 プロ野球公式戦が開幕してから1カ月以上が経過したにもかかわらず、ロッテの「貧打」にいまだ改善の兆しが見えてこない。チーム打率は5月8日時点で.185。2割に満たず、当然のごとく12球団ワースト。新加入の外国人選手2人は早々に2軍に降格した。順位も6位と低空飛行が続き、これまで試合巧者ぶりを幾度となく発揮してきたチームが早くも正念場に立たされている。

 一発の怖さはなくても、打線の“つなぎ”で相手を打ち崩す-。それがロッテ打線の従来のスタイルだったが、今季は一発どころか、打線がまったくつながらない状況が続いている。

 「先発(投手)をどう攻略していくかだけど、そういう展開になかなかならない」と伊東監督も嘆くように、チーム打率.185は12球団唯一の1割台。チームの総本塁打数11本(8日現在)も12球団ワーストと低空飛行が続いている。あまりの“惨状”ぶりに、本拠地・ZOZOマリンで行われた試合後には、一部選手を除いて室内練習場での夜間練習が敢行されたこともあった。

 打線低迷の要因の一つが、今季から加入したパラデス、ダフィーの両外国人の不振だ。両打ちのパラデスは日本の変化球主体の投球スタイルに苦しみ、開幕から1カ月もたたない4月21日には早々に2軍降格が決定。パラデスとともに中軸を期待されていたダフィーも打撃不振が続き、こちらも4月29日に2軍への降格が決まった。伊東監督からの要望も受けて、球団でも新たな外国人の獲得に向けて動き出した。

 昨季まで不動の4番を務めていた主砲・デスパイネが今季からソフトバンクに移籍したことは、チームにとっては確かに痛手かもしれない。ただ、近年のドラフト戦略で日本人の長距離打者を獲得・育成してきたかといえば、球団の対応に疑問符がつく。

 チームにとってピンチの状況が続いてはいるが、若手選手にすればレギュラーをつかむ好機の到来ともいえる。「引っ張ってくれるような存在が出てきてほしい」。そう語る伊東監督の切なる願いは、果たして選手たちには届くだろうか-。

最終更新:5/13(土) 14:30

産経新聞

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