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FBI長官解任 録音記録を示唆しコミー氏「脅迫」 大統領報道官は否定 コミー氏の議会証言は見合わせ

産経新聞 5/13(土) 11:38配信

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は12日、解任した連邦捜査局(FBI)のコミー長官と交わした「録音記録」があるとツイッターで示唆したことに関し、「それについては話すことはできない。私はコミー氏に正直になってほしいだけだ」と述べ、存在についての明言を避けた。FOXニュースのインタビューに答えた。

 トランプ氏は12日朝、ツイッターに「コミー氏は報道機関に情報を漏洩し始める前に、2人の会話の録音記録が存在しないよう願った方がいい」と記した。

 ロシアの大統領選干渉疑惑やトランプ陣営幹部とのつながりの捜査について、トランプ氏がコミー氏と1月の夕食会で話した際、コミー氏に自らへの忠誠を誓うよう求めたとの報道がある。トランプ氏は録音記録の存在をほのめかすことで、報道機関への情報漏洩をけん制したとみられる。

 録音記録に関するトランプ氏の発言に関し、スパイサー大統領報道官は12日の記者会見で「脅迫ではなく、大統領は事実を述べただけだ」と説明した。録音記録の有無に関しては明言しなかった。コミー氏周辺は、録音記録があったとしても同氏は懸念していないと米メディアに語った。

 ニクソン元大統領は回顧録を書く時のために大統領執務室での会話をテープに録音しており、記録の存在がウォーターゲート事件による辞任につながった。

 コミー氏は16日に上院情報特別委員会が開く公聴会での証言を求められていたが、出席を見合わせることを決め、議会側に伝えた。

最終更新:5/13(土) 11:38

産経新聞