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<松戸発砲>車に元稲川会幹部乗車か 千葉県警捜査本部、犯人特定急ぐ

5/13(土) 10:24配信

千葉日報オンライン

 千葉県警松戸署(松戸市松戸)近くの国道6号でワゴン車がオートバイから発砲された事件で、銃撃されたワゴン車に指定暴力団稲川会の元幹部が乗車していたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。松戸署捜査本部は、黒っぽいスクータータイプのオートバイで逃走した犯人の特定を急ぐ。

 捜査関係者によると、元幹部は昨年1月、稲川会から破門処分を受けていたが、そのまま松戸市に留まり活動していた。稲川会は元幹部を破門後、新たに傘下組織をこの地域で活動させていたため、元幹部は稲川会との間でトラブルがあったとみられる。

 捜査本部によると、ワゴン車に乗っていたのは男性4人で、いずれも暴力団関係者とみられる。車内にいた住所・職業不詳の男性(46)が頭と肩などを撃たれ重傷を負っている。オートバイは10日午後6時ごろ、国道6号下り線の同市小山付近で走行中に拳銃のようなもので発砲、ワゴン車が停止した同市松戸付近で再び発砲した。合計で数発発砲し、柏方面に逃走したという。これまでに、凶器やオートバイは見つかっていない。

 ワゴン車は男性を乗せたまま同市内の病院に行き、病院が同日午後6時25分ごろ「出血した男性が来院している」と110番した。

 現場は同署前の丁字路。捜査本部では、同署に設置されているものを含め周辺の防犯カメラ映像の解析や関係者への聴取、現場や車両の検証、走行経路の特定を進め、逃走した犯人の特定を急いでいる。