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カワヤツメの産卵撮影成功-千歳水族館

苫小牧民報 5/13(土) 15:51配信

 千歳サケのふるさと千歳水族館=花園=の水中観察窓に12日、カワヤツメの群れが現れ、川底の砂利を掘って産卵する珍しい様子を職員がカメラに収めた。5年前と13年前にも確認されているが、撮影に成功したのは今回が初めてという。

 この日、午後1時30分ごろ、館内を巡回していた職員が最下流の窓から5、6匹のカワヤツメを発見した。前日の降雨で川は濁っていたが、幸い窓から2メートルほどの距離だったため撮影できた。

 1週間前から単体が何度か目撃されていたため、職員の間で「ひょっとしたら、窓の前で産卵が見られるかも」との期待が広がっていた矢先の出来事という。

 体長は約40センチ。大きさから成体とみられ、2時間ほどで姿を消した。撮影した学芸員の日原俊さんは「川の中での産卵行動を目にしたのは初めてで興奮しました」と振り返る。

 カワヤツメはヤツメウナギ類の仲間。川でふ化した幼生は2年で成体になって降海する。5月~6月に産卵のために遡上(そじょう)するという。

最終更新:5/13(土) 15:51

苫小牧民報