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青銀8期ぶり減収減益 純利益49億円/17年3月

デーリー東北新聞社 5/13(土) 12:07配信

 青森銀行(成田晋頭取)は12日、2017年3月期(16年4月~17年3月)の連結決算を公表した。売上高に当たる経常収益は479億円(前期比3・1%減)、経常利益は74億円(22・9%減)、当期純利益は49億円(14・1%減)と8期ぶりの減収減益。日本銀行のマイナス金利政策導入に伴う運用利回りの低下で貸出金利息や有価証券利息などが減少したほか、株式等売却益が減ったのが響いた。

 同行単体で見ると、本業のもうけを示すコア業務純益は54億円(28・8%減)。経常収益は385億円(3・2%減)、経常利益は67億円(23・6%減)、当期純利益は46億円(12・1%減)と単体でも8期ぶりの減収減益決算となった。

 金融再生法に基づく開示債権(不良債権)の残高は257億円で、対象資産に占める比率は1・48%(0・28ポイント減)と過去最低の水準。自己資本比率(単体)は9・82%と国内基準の4%を上回り、いずれも経営の健全性を確保しているとした。

 18年3月期の連結決算は、日銀のマイナス金利政策による低金利の傾向が続くと見込んで経常利益53億円、当期純利益41億円と、いずれも減益を予想。全国の地銀の動きに同調し、今回から次期業績予想のうち、経常収益見込みは公表しないことにした。

 決算会見に臨んだ成田頭取は、マイナス金利政策で今後も減収が見込まれる中、「収益増に向けて法人に対する金融商品の販売などを強化していきたい」との考えを示した。

デーリー東北新聞社

最終更新:5/13(土) 12:07

デーリー東北新聞社