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大当たりの補強、アザールらの復活、セスクの活かし方 “完璧だった“チェルシー優勝への軌跡

5/13(土) 18:40配信

theWORLD(ザ・ワールド)

全てが噛み合った優勝

12日にWBAを破ってプレミアリーグ制覇を決めたチェルシーは、シーズンを通して完璧と呼べる戦いを披露した。シーズン開幕当初は指揮官がアントニオ・コンテに代わったこともあって不安定な試合もあったが、3バックに変更してからはまるで別のチームになった。英『Daily Mail』もリーグ制覇に繋がったいくつかのポイントを挙げているが、これらを振り返ってみるといかにパーフェクトな優勝だったかが分かってくる。

カンテでもアザールでもなく、ランパードが優勝のMVPに選んだのは

何より大きかったのは昨夏の補強だ。当初は3バックのことは想定していなかったかもしれないが、ダビド・ルイス、エンゴロ・カンテ、マルコス・アロンソの獲得は大当たりだった。ダビド・ルイスは3バックの中央で落ち着いた守備を披露し、中盤に生まれるスペースはカンテとネマニャ・マティッチの2人でカバー。ウイングバックでも左のアロンソ、右のヴィクター・モーゼスが完璧にフィットし、補強策と戦略が驚くほど上手く噛み合った。

さらに同メディアは昨季苦しんでいた選手たちを復活させたコンテの手腕も称えている。ジエゴ・コスタ、エデン・アザールは昨季とは別の選手になっており、改めてその能力の高さを証明。さらにペドロ・ロドリゲスはウィリアンより序列が上になるほど復活を遂げ、コンテが辛抱強く起用したのは正解だった。

シーズン途中からのちょっとした変更も良いアクセントになった。当初はこの3バックにセスク・ファブレガスは合わないとも言われたが、セスクは後半戦からマティッチに代わってボランチに入る機会も増えた。中盤からの展開力が増したことも優勝に繋がり、コンテはチーム全員を上手く起用していたと言える。

今回の優勝劇は誰も文句のつけられないもので、3バックに変えてからはパーフェクトだった。欧州カップ戦に出ていないことがアドバンテージだとも言われていたが、その実力を疑う者は誰もいないだろう。

http://www.theworldmagazine.jp/