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【F1】スペインGP FP3レポート:ライコネンが首位で跳ね馬1-2。アロンソ復活の10番手

5/13(土) 19:27配信

motorsport.com 日本版

 F1第5戦スペインGPのフリー走行3回目(FP3)が行われ、フェラーリのキミ・ライコネンがトップタイムを記録。チームメイトのセバスチャン・ベッテルも2番手に続き、メルセデスの前に立った。

【リザルト】F1第5戦スペインGPタイム結果:フリー走行3回目 ボッタスはハミルトンのすぐ背後につけている。

 気温23度、路面温度30度というコンディションで60分のセッションがスタートすると、多くのマシンがレースで使えないと思われるハードタイヤでインスタレーションラップを行った。

 その中で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが最初に1分29秒225というタイムを記録した。その後、ミディアムタイヤを履いたフォースインディアのエステバン・オコンが1分24秒944をマークしている。

 セッション開始15分、フェラーリ勢がミディアムタイヤで走行開始。ライコネンが1分22秒494でトップに浮上した。ベッテルはライコネンから約0.9秒遅れた。

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、セッション開始24分にミディアムタイヤでコースインし、1分22秒779をマークし2番手となった。

 レッドブル勢はセッション折り返しが過ぎた頃、ようやくタイムを記録。マックス・フェルスタッペンはミディアムタイヤで3番手、ダニエル・リカルドは5番手となった。

 セッション残り24分、フェラーリ勢がこのセッション初めてソフトタイヤを投入し、ライコネンが1分20秒214をマークした。ライコネンは前のマシンに詰まりながらも、前日にハミルトンがマークした最速タイムを0.6秒近く更新した。ベッテルはセクター2で遅れ、1分20秒456となった。

 セッション残り16分、ハミルトンもソフトタイヤでアタック。1分20秒595を記録し、週末の自己ベストタイムを更新したものの、ライコネンからは0.381秒遅れとなった。

 セッション残り10分になろうかという頃、コースに出て行こうとしたベッテルがピットレーンでストップしてしまい、チームスタッフがガレージにマシンを戻す場面が見られた。

 前日の走行後、冷却系にトラブルが発生しパワーユニットの交換が行われたバルテリ・ボッタス(メルセデス)は、セッション残り8分という段階でようやくコースイン。ソフトタイヤでなんとか予選シミュレーションを行うことができたが、1分20秒868というタイムで4番手にとどまった。

 60分のセッションを終え、FP3はフェラーリ勢が1-2。ライコネンが週末の最速タイムを更新し、ベッテルがそれに続いた。

 初日の2セッションで1-2を記録していたメルセデスは、ハミルトンが0.381秒遅れの3番手。ボッタスはトラブルが尾を引き、走り出しが遅れて4番手となった。ただ、毎レース予選でペースを上げてくるメルセデスだけに、予選のポールポジション争いは熾烈を極めそうだ。

 レッドブル勢は定位置の5、6番手。前日はフェラーリとの差が縮まったと息巻いていたチームだが、果たして予選でそのギャップはどうなるだろうか。

 7番手にはルノーのニコ・ヒュルケンベルグ。チームメイトのジョリオン・パーマーはトラフィックに引っかかりタイムを残せず18番手に沈んでいるが、今週末の好調は維持できているようだ。

 8番手、ウイリアムズのフェリペ・マッサの後ろには、トロロッソのカルロス・サインツJr.、アロンソと地元スペイン勢が続いた。アロンソのチームメイト、ストフェル・バンドーンはアロンソから0.8秒遅れの19番手となっている。

 前日までは、メルセデスが一発の速さでリードしているように見えたが、ここに来てフェラーリ勢が速さを見せはじめた。予選でギヤを上げてくるメルセデスと、熱いポールポジション争いが繰り広げられそうだ。

 大注目の予選は、この後日本時間21時から行われる。

松本和己