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生麦駅で架線切れ、京急線ストップ ラッシュ時8万人に影響

5/13(土) 7:03配信

カナロコ by 神奈川新聞

 12日午後6時35分ごろ、横浜市鶴見区の京急線生麦駅で上り線の架線が切れ、生麦-京急新子安間で特急電車(8両編成)が停車した。乗客約400人にけがはなかった。部品の付け替え作業などを行ったため、京急川崎-上大岡間の上下線で約3時間20分にわたり運転を見合わせ、運休などで上下線141本、約8万5千人に影響が出た。

 京急電鉄広報課によると、特急電車の運転士が、生麦駅構内の架線が光ったのを確認し停車。乗客は約20分後、乗員らの誘導で車外に避難。約100メートル先の同駅そばの踏切まで線路を歩いた。

 電気が通っている架線をつるすための吊架線(ちょうかせん)が何らかの原因で切断し、その影響で架線も垂れ下がったという。4月23日の定期点検で異常はなかったといい、原因を詳しく調べる。

◆混乱、困惑の帰宅客

 架線が切れた生麦駅構内では午後8時15分ごろ、20人ほどの作業員が線路に降り、はしごを使ってケーブルを調べるなどの作業に追われた。

 近くでたばこ店を営む女性(65)は「ぱーんという音が鳴って、まぶしく光った」と振り返り、男性は「ホームの近くに緊急停車した電車から人が線路に降り、歩いて踏切から線路外に出ていった」と話していた。

 京急線横浜駅中央改札は、帰宅を急ぐサラリーマンや学生などで混雑した。改札や窓口では駅員が運行状況や振り替え輸送について説明。「もっと早く対応しろ」などと駅員に詰め寄る利用客の姿も見られた。

 40代の男性会社員は「案内がなかなかない。もう少し駅員を増やして対応してほしい」といらいらした様子。50代の女性会社員は「まだ止まっているとは思わなかった。振り替え輸送は不便。いつまでかかるのか」と困惑していた。