ここから本文です

修学旅行先の横浜で地元・北海道PR 中学生が特産品販売

5/13(土) 9:03配信

カナロコ by 神奈川新聞

 横浜市内へ修学旅行で訪れていた北海道秩父別(ちっぷべつ)町立秩父別中学校の3年生16人が12日、キャリア教育の一環として横浜橋通商店街(南区)で地元の特産品販売に取り組んだ。同商店街や、修学旅行の受け入れに注力する横浜観光コンベンション・ビューロー(YCVB)などの協力。東京近郊の同町出身者らでつくる「東京秩父別会」のメンバーも駆け付け、町のPRに努めた。

 同町は、人口2400人ほど。トマトやコメ、ブロッコリーなどの産地でもある。この日、販売したのは完熟トマトで作ったジュースや、ブロッコリーが練り込まれたラーメン、同町産のコメ「ななつぼし」など。大半は北海道から生徒たちが運んだという。

 町の名前が刻まれた赤い法被を着た生徒たちは1時間にわたってトマトジュースの試飲を呼び掛けたり、町のパンフレットを配布したり。商店街の放送を使っての宣伝にも挑戦した。

 終了後、生徒(14)は「初めは戸惑ったが、お客さんが来てくれてうれしかった」と笑顔。同会からは故郷の子どもたちのために9人が参加、協力した。顧問(80)=都内=は「売り上げは上々。生徒たちにとって良い経験になったと思う」。教頭(43)は「自分たちの町について、改めて考えるきっかけになるのでは」と話した。

 同校は2014年の修学旅行でも、横浜市内の別の商店街で特産品販売に取り組んだ。YCVBの担当者は「今後も横浜ならではの体験プログラムを提供し、修学旅行による地域活性化を図りたい」と話した。