ここから本文です

鎌倉市役所内9部署で現金など145万円分放置 不適切事務で最終報告

5/13(土) 14:23配信

カナロコ by 神奈川新聞

 鎌倉市は12日、内部調査を続けていた市役所内の不適切な事務処理などについて最終報告を行い、市が事務局を務めた外部団体の現金や金券など計約145万円分を適切に処理せず、市役所内の総務課など9部署で放置していたことを明らかにした。不正流用や横領はなかったという。

 市は事務処理に関わった男性職員6人(次長級1人、課長級4人、事務職員1人)に対し、12日付で口頭訓告処分とした。

 いずれも清算の事務処理が完結されず、引き継ぎもされないままだった。観光商工課のキャビネットから2007年に解散した市海水浴場運営委員会の現金約2万円と未解約の通帳4冊(残高約9万円)などが見つかったことから発覚。職員課には職員の共済組合関連などの通帳6冊(同約65万円)が残されていた。

 昨年発覚した生活保護費の盗難については、市が関係職員11人に対し、盗まれた約266万円を賠償請求し、全額納付された。賠償請求は地方自治法と民法に基づき、損害との因果関係などに応じて在職者7人、退職者4人(いずれも課長以下)が連名で納付した。

 公金の不適切な取り扱いについては、本来保管すべき会計課の貸金庫ではなく、鍵付きキャビネットを下水道河川課など13課が使用。納税課など6課で伝票類と収支の合わなかった現金計約11万円を預かり金として不適切に保管していた。