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B1残留プレーオフ初戦、グラウジーズ快勝 仙台に87-79

5/13(土) 20:53配信

北日本新聞

 バスケットボール男子Bリーグ1部の富山グラウジーズは13日、富山市総合体育館でB1残留を懸けたプレーオフ(PO)1回戦の第1戦に臨み、仙台89ERSに87-79で先勝した。富山は14日の第2戦に勝てば、19日に国立代々木競技場第二体育館で行われる2回戦に進む。

 富山は序盤から精度の高いシュートでペースをつかんだ。第1クオーターはウィラードがダンクやリバウンドで富山に勢いをもたらした。同点で迎えた第2クオーターはヴァイニーが内外から連続得点を決めるなど12得点。43-36で前半を折り返した。

 後半も富山のリズムは崩れなかった。宇都は第3クオーターだけで11得点を挙げ、内で体を張って7リバウンドを奪った。第4クオーターはピットマンやウィラードが相手に簡単にシュートを打たせなかった。終盤に仙台に追い上げられたものの、ヴァイニーや岡田らの活躍で逃げ切った。

 第2戦で敗れて、1勝1敗となった場合は引き続いて前後半各5分の第3戦が実施される。1回戦敗退のチームは2部(B2)降格となる。

 2回戦の勝者がB1に残留し、敗者はB2の3位との入れ替え戦に回る。


■宇都が攻守にけん引

 B1残留へ負けられないのは両チームとも同じ。意地がぶつかり合い、試合は終盤に向かうにつれて激しさを増していった。「すごく大事な試合。絶対に勝つ」。富山の闘志を象徴したプレーヤーが宇都だ。持ち味のスピードや突破力で21得点13リバウンドと攻守に暴れ回った。

 第3クオーター序盤、何度もリバウンドを奪っては攻撃の起点となった。自ら中へ切り込み、ファウルを受けながらもシュートを沈め3点プレーにする場面も。第4クオーターに入ってもスピードは落ちない。何度もインサイドへ切り込んでいく。

 終盤には仙台の主将・志村と接触し、両選手ともにコートに倒れ込んだ。最後まで一歩も引かない姿勢でチームを勝利に導いた。

 試合後、ボブ・ナッシュヘッドコーチ(HC)は「激しい戦いになることは予想していた」と言い、宇都は「向こうも後がない。厳しい試合だったが、しっかり勝ててよかった」と振り返った。

 第1戦を制し、1回戦突破へ一歩近づいた富山。だが、油断はできない。仙台の厳しい守備に攻めあぐねる場面も見られた。

 ボブ・ナッシュHCは「POは何が起きるか分からない。(14日は)今日以上のエネルギーを持って戦ってほしい」と激励した。(社会部・田辺泉季)

北日本新聞社

最終更新:5/14(日) 0:31
北日本新聞