ここから本文です

F1スペインGP予選:ハミルトンがPP獲得。アロンソが地元ファンの声援を背に7番手の大健闘

5/13(土) 22:31配信

オートスポーツweb

 5月13日現地時間午後2時、F1スペインGPの予選を迎えた。バルセロナは朝から好天に恵まれ、気温は26度、路面温度は44度という絶好のコンディションとなった。 

記者会見:予選トップのハミルトンと2番手のベッテル

 Q1はフォース・インディア勢だけがハードタイヤを履いてコースインし、それ以外の全車がソフトタイヤを履いて1回目のアタックに向かう。

 FP3で不具合が生じたセバスチャン・ベッテルは予選前に予防策としてパワーユニット交換を行なったが、走行開始直後に「クルマを止めろ」と無線が飛ぶ場面もあったものの、部分的なリセットをかけて復帰し走行を続けることができた。

 ロマン・グロージャンはFP3でもコースオフするマシンが多かったターン13でいきなりスピンを喫してしまった。

 風向きがコロコロと変わる難しいコンディションの中、1回目のアタックでトップに立ったのはルイス・ハミルトンで1分20秒511。ベッテルは0.428秒差の2位、バルテリ・ボッタスが0.480秒差で3位、キミ・ライコネンが0.609秒差の4位と続いた。その後方は約1秒差でレッドブル勢、その後ろはコンマ5秒に8台がひしめく大混戦となった。

 ベッテルとボッタスが中古のソフトタイヤで2回目のランに向かう一方で、ライコネンは連続走行で計測2周目に0.231秒差の2番手タイムを記録した。

 残り3分で7位ロマン・グロージャン以下が2回目のタイムアタックに向かう。ウイリアムズが路面のインプルーブは0.6秒と予測するなど大きいが、9位のセルジオ・ペレスはソフトタイヤに交換してから記録したタイムでQ1通過に自信を持ってピットに留まる。

 フェルナンド・アロンソはトップから1.504秒差の12番手に浮上したが、ストフェル・バンドーンはタイムアタックが上手く行かず19番手に沈みQ1敗退。その他、マーカス・エリクソン、ジョリオン・パーマー、ランス・ストロール、ダニール・クビアトらがチームメイトから大きく遅れたタイムしか記録することができずにQ1敗退となった。


 Q2はメルセデスAMG勢が最初にコースイン。全車が新品ソフトでアタックに向かい、上位勢は1アタックでQ2通過を想定している。

 ハミルトンが早々に1分20秒210のトップタイムを記録したのに対し、ボッタスはターン1で右フロントタイヤをロックさせてしまい、2周目のアタックで今度はターン14で左フロントをロックさせながらも0.090秒差の3番手タイム。

 タイムロスは少なかったものの、これが決勝のスタートタイヤになるだけに懸念も残る。ベッテルが0.085秒差の2番手タイムで上位は大接戦となる。

 残り3分で7位のカルロス・サインツJr.以下の全車が新品ソフトを履いて2回目のアタックへ向かう。グロージャンがターン14~15でコースオフし黄旗が出る中、アロンソは自己ベストを更新して10番手に飛び込み、今季初のQ3進出を果たした。

 フォース・インディアの2台、フェリペ・マッサがQ2を通過した一方、地元の声援を受けるサインツは自己ベストが更新できず12位まで後退してQ2敗退。7位オコンから13位ニコ・ヒュルケンベルグまでが0.3秒にひしめく大接戦の中、ハース勢、ヒュルケンベルグもQ3に進むことはできなかった。

 Q3はまず3強チームの6台のみが開始直後からアタックへ。ハミルトンが1分19秒149とQ2から1秒もタイムアップしてトップに立ち。ターン15出口でリヤが流れて縁石のバンプを乗り越えるところまでワイドになったボッタスは0.241秒差で2位。ライコネンが0,290秒差の3位で、メインストレートでデプロイメントが切れたベッテルは0.512秒差の4位に留まった。

 残り3分を切る直前、アロンソが先頭で2回目のアタックへと出て行き、他車も新品ソフトでこれに続く。ハミルトンは自己ベストを更新しなかったが、ターン14で僅かに左フロントをロックさせたベッテルは0.051秒及ばず2位、ボッタスは0.224秒差で3位、ライコネンは0.290秒差で4位となった。

 5位には0.557秒差まで迫ったレッドブルのマックス・フェルスタッペン、6位リカルド、そしてアロンソは1.899秒差でフォース・インディア勢とマッサを100分の3秒上回って7位に飛び込んでみせた。

[オートスポーツweb ]