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大聖寺に琉球ガラス工房 具志さん、沖縄で修業後Uターン

北國新聞社 5/13(土) 1:24配信

 沖縄県で9年間、伝統工芸「琉球(りゅうきゅう)ガラス」の技術を学んだ加賀市大聖寺上福田町の具志(ぐし)美幸さん(40)が、同町にガラス工房を開設した。作業を見学できるほか、自由にくつろげる空間も設け、住民に憩いの場として活用を呼び掛ける。

 工房は店舗も兼ね、沖縄の方言で「あれもこれも」を指す「ありんくりん」と名付けた。市や加賀商工会議所の「まちなか店舗立地支援事業」の補助金を利用して設けた。溶解炉などの設備は約2カ月かけて手作りした。

 具志さんは高校卒業後にガラス職人を志し、22歳で沖縄県読谷村(よみたんそん)の工房に就職した。34歳で加賀市にUターンし、「ゆのくにの森」の工房で腕を磨いてきた。ありんくりんでは、装飾品や普段使いの皿、コップなどを制作している。

 具志さんは、山中漆器や九谷焼が根付く加賀でガラス工芸の魅力を発信したいとし、「金箔(きんぱく)を使用するなど、石川ならではのガラス品を製作していきたい」と意気込んでいる。

北國新聞社

最終更新:5/13(土) 1:24

北國新聞社