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いよっ、子供歌舞伎に喝采 小松・お旅まつり開幕

北國新聞社 5/13(土) 1:24配信

 小松市のお旅まつりは12日、3日間の日程で始まり、250年の歴史を誇る曳山(ひきやま)子供歌舞伎が市中心部で繰り広げられた。今年の当番町である中町と龍助町の子供役者が豪華絢爛(けんらん)な曳山で熱演し、大勢の観衆から拍手喝采を浴びた。

 お旅まつりは、同市の菟(う)橋(はし)神社と本折日吉神社の春季祭礼で、曳山行事は石川県の無形民俗文化財に指定されている。曳山を有する8町のうち2町が4年に1度、当番町となり、子供歌舞伎を上演する。

 中町は「神霊矢口(しんれいやぐち)の渡(わたし) 頓兵衛住家(とんべえすみか)の段」を披露した。一目ぼれした男の身代わりとなり、実父に刺されて息絶える村娘の悲恋物語が涙を誘った。娘の揺れ動く心を表わした人形芝居が見せ場を作った。

 龍助町は「玩辞楼十二(がんじろうじゅうに)曲(きょく)の内 義士外伝『土屋主税(ちから)』」を上演した。赤穂浪士の討ち入りを描いたサイドストーリーを絶妙な掛け合いで表現した。世界的にヒットした歌も織り交ぜ、観衆を沸かせた。

 14日までに中町は9回、龍助町は10回上演する。13日午後3時から細工町交差点でメインの八基曳揃(ひきぞろ)えが行われる。

北國新聞社

最終更新:5/13(土) 1:24

北國新聞社