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身代金要求型の大規模サイバー攻撃、事態収束も警戒なお必要と専門家

5/13(土) 15:02配信

Bloomberg

99カ国・地域の病院などに対する大規模なサイバー攻撃が12日にあり、7万5000を超えるコンピューターが被害を受けた。自身を複製して増殖するワームと呼ばれるプログラムの主なメカニズムの機能が止められたことで事態は収束したが、さらなる攻撃への警戒は解けていないと、専門家は指摘している。

インターネットのウイルス対策ソフトなどを手がけるアバスト・ソフトウエアによれば、今回のマルウエア(悪意のあるソフトウエア)は身代金要求型。米国家安全保障局(NSA)から盗まれたとされる技術を使っている。英国では国民健康保険制度(NHS)の16の組織やロンドンなどの病院で被害が確認された。今回の攻撃で被害を受けたヘルスケア関連組織はハッカーにデータを暗号化され、解除のためにビットコインで300ドルを支払うよう要求された。

ハッカーは米マイクロソフトが更新したセキュリティー対策を講じていないパソコンに、引き続き容易にアクセスできる状態。マイクロソフトは基本ソフト(OS)ウィンドウズの脆弱(ぜいじゃく)性を修正するため、セキュリティー対策の更新版を3月に供給していた。

原題:Ransom Hackers Who Hit Hospitals Dealt Setback; May Return (1)(抜粋)

Jordan Robertson

最終更新:5/13(土) 15:02
Bloomberg