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【巨人】8回の6失点に由伸監督苦言「のまれる、のまれないの問題じゃない」

スポーツ報知 5/14(日) 6:04配信

◆広島11―2巨人(13日・マツダスタジアム)

 巨人が、今季ワーストタイの11失点で大敗した。マイコラスが初回に3失点するなど6回を9安打5失点で試合を作れず。終盤には、篠原、中川の若手投手が打ち込まれて試合は壊れた。広島戦はこれで1勝6敗。投手陣が7試合で計48失点と好き勝手に打たれ続けている。阿部が4回、チーム唯一の得点となる7号2ラン。通算380本塁打とし、通算2000安打まであと50とした。

【写真】エルドレッドに一発を許しうなだれるマイコラス

 終わってみれば、大敗だった。3点ビハインドの8回に6失点。お祭り騒ぎのマツダスタジアムとは対照的に、巨人ベンチは、まるで“お通夜”。それもすべては若手投手陣の覇気のなさが原因だ。試合後、由伸監督も声を震わせた。

 「どんな場面で行ってもチャンスなんだから。もっとねえ、何か(やり方が)あるんじゃないかなと思うけどね。雰囲気にのまれてる? のまれる、のまれないの問題じゃないよ。1軍で投げているんだから」

 矛先は、8回2死一、二塁から登板した中川であり、篠原、池田に対しても向けられた。7回から2番手で登板した池田は先頭に四球を出してピンチを作り、何とか無失点に抑えた。8回は篠原を送り、2死から四球。9回に向けた攻撃のリズムを作れず、中川にスイッチした。その左腕は3安打1四球で4失点。変化球が入らずに真っすぐを打たれる悪循環で試合を壊した。「後から行ったピッチャーも、フォアボールを出しているようじゃどうかなというのもある」とは指揮官の怒りの言葉だ。

 試合に負けるにしても、「負け方」は大事なポイントだ。3点ビハインドのまま9回に入り、相手守護神を引っ張り出すことで、多少なりとも次戦への体力を削れる。だが、8回の6失点により“勝ちパターン”を温存された。それだけでなく、自軍攻撃陣の士気にも影響してくる。野手出身の村田ヘッドコーチが代弁した。「まだ1戦目。明日もあるんだから…。負け方もあるよ。バッテリーに粘りが欲しいよな」

 必勝を期した「2連戦」だった。12日のカード初戦が雨天中止となり、マイコラスと田口を1日ずつスライドさせ、あえて3本柱の2人を投入した。しかし、そのマイコラスは初回に3失点するなど期待に応えられなかった。現在、チーム防御率3・11、広島戦に限ると6・45。今季の計115失点中、カープ打線に48失点と半分近くも打ち込まれている計算だ。

 報道陣から広島戦の失点の多さを問われると、由伸監督は「そりゃあそうだろ。点を取られたら勝てないんだから」と、いら立ちを隠さなかった。勝ちきれない歯がゆさ、若手投手のふがいなさ…。この日ばかりは良いところを探す方が大変だった。(水井 基博)

最終更新:5/14(日) 7:45

スポーツ報知

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