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『ドラゴンネストR』スーパーロボット降臨!? カーリー外伝キャラや新キャラ構想も飛び出した先行体験&開発座談会リポート

5/14(日) 11:02配信

ファミ通.com

文・取材:ライター カイゼルちくわ

●2017年冬までの、さらなる大変革が判明!
 NHN ハンゲームが運営するPC用オンラインアクションRPG『ドラゴンネストR』に、5月のアップデートで新職業“ライドギアズ”が実装される。こちらは既存の職業アカデミックをベースとした外伝キャラクター(※)だ。

 2017年5月13日、NHN ハンゲーム社屋にてプレイヤーを招いたライドギアズ先行体験会が、午前・午後の2部構成で開催された。

(※外伝キャラクター:既存クラスの“if”の姿。「もし○○だったら」といったように、異なる特性や背景ストーリーを楽しめる)

 体験プレイの前に、『ドラゴンネストR』のアップデート計画の発表からスタート。2017年冬までのロードマップが解説された。

 以下、取り上げられた5点のアップデート予定について、解説内容を紹介していく。


◆Lv.95 アイテム変更

 6月のアップデートでレベルキャップが93から95へと解放されるのに伴い、Lv.95対応の新装備も実装。同時に、強化システムに大きな変更が入る。
 今後は、ゲーム内の各種コンテンツをやり込むことで、各種素材や破壊が発生しない新強化アイテム(詳細は後述)などを入手し、各装備を着実に強化していけるようになる。さらに強化限界は+15から+20となり、+20に達したあとは次段階に装備を進化させ、ふたたび+1から強化していくことになる。

 これまでは+14や+15にするのもほぼ不可能なレベルの偉業だったが、今後はやり込むほどに装備を強化できるため、強化しがいも格段にアップすること間違いなし。
 さらに、トップクラスにレアな装備以外でも、アップグレードや限界を超えた強化で長らく愛用できるため、注いだ労力は無駄にならなくなるようだ。


◆Lv.95 新スキル

 Lv.95解放とともに、全職業に新スキルとして“クラスマスタリーIII”が実装される。このスキルを修得することで、各職業の代表的なスキルや、使いにくかったスキルの性能が大幅に変化(もしくは強化)。その職業の性質そのものを変えかねないスキルとなっている。

 さらに、既存のクラスマスタリーにも修正が入るなど、新たな可能性を感じる修正を全職業に実施。3Dアクションの爽快感が楽しい『ドラゴンネストR』の、アクションの幅がさらに広がることになる。

◆スレイヤーモード

 専用の入場券といっしょに、従来どおりに疲労度を消費して入場できるダンジョンの新難易度が、今夏実装予定の“スレイヤーモード”だ。最高難度を誇るこのモードのダンジョンでは、2部位以上は同時に装備できない制限がある、超強力なレジェンド等級アイテムが入手できる。
 これらの装備には、上記のクラスマスタリーのように、スキルの性能を大幅に変化させるオプション能力が付いている。1ヵ所しか装備できないこれらのアイテムの中からどれを選ぶかで、キャラクターの個性やアクションの方向性をさらに際立たせることができるわけだ。

◆ライドギアズ

 今回のイベントで体験できた新職業“ライドギアズ”。キャノンを主武器とするアカデミックの外伝キャラクターであり、これまでにない特徴を持つキャラクターとなっている。

 2次職の“ギアズ”はエネルギーを剣や弾に形成して撃ち出す攻撃がメイン。特定スキルのクールタイムをリセットするスキルなどを組み込むことで、際限ない連続攻撃が可能となるのが特徴だ。
 ここまでは既存職業でもとくに珍しくはない要素。だが3次職の“ライドギアズ”は、スキルによって一定時間、大型ロボット“搭乗型アルフレッド”に乗れるという、非常におもしろい特性を持っている。

◆カーリー外伝職

 今夏に実装予定の新外伝キャラクターも初公開となった。こちらは既存キャラクター“カーリー”の外伝キャラクターで、両刃刀を操り、コンボをつなげるほどにアクションスピードとダメージ効率も上がっていくという、こちらもまたおもしろそうな新職業となっている。

●開発者来日! 鋭い質問も飛んだ開発座談会
 アップデートの解説に続いて、会場では『ドラゴンネストR』の開発会社である韓国のEYEDENTITY GAMESから、開発チームの主軸を務める3名が登壇し、座談会がスタート。開発陣は、事前に募った質問だけでなく、会場のプレイヤーからの質問にも真摯に答えてくれた。

◆“マキナ”の覚醒の実装時期は?
 現在開発中で、今年の年末には実装できれば、とのこと。詳細な時期は未定。

◆新キャラクターの実装予定は?
 マキナ以降、新キャラクターの追加がない状態が続いているが、これは新キャラクターの実装によって、クライアントが予想以上に重くなるという問題が発生しているため。
 昨今は外伝キャラクターを優先し、完全新規のキャラクターの実装は控えているが、クライアントの性能向上ができ次第、新キャラクターを発表できるかも知れないとのこと。
 この件について、会場からは「新キャラクターがどんなキャラクターになるか、すでに構想はありますか?」との質問が。
 これに対して、女性版ウォリアーや男性版ソーサレスといった性別が異なる既存キャラクターの別バージョンや、孫悟空の如意棒のような武器を使うキャラクター、軍人キャラクターなどが、アイデアとして上がっているらしい。

◆外伝キャラクターへのスキルの追加予定は?
 現段階では予定はないとのこと。まだプレイヤーの皆さんにお届けできていない外伝キャラクターや覚醒があるため、まずはそれらをすべて世に送り出すことを優先し、それが終わり次第検討していくそうだ。

◆英雄レベルマックス以降のレベリング想定について
 新要素として実装した英雄レベルだが、レベリングが作業的になってしまい、プレイヤーからのフィードバック評価もよいものではないと、開発側でも自覚しているとのこと。
 現段階では、まずレベルキャップ解放に合わせて英雄レベルの上限も+5する予定だが、さらに将来的には、作業感がなく、より楽しめる新たな代替システムも検討しているそうだ。

◆ギルドコンテンツの拡張予定について
 開発側としては、ギルドに所属している人に限定されるコンテンツより先に、全体のメインコンテンツの充実を優先したいとのこと。だが、コンテンツのアイデアもあり、「既存のドラゴン討伐など過去のコンテンツをギルドコンテンツとして楽しめる」という案を検討中とのことだ。
 また、ギルドメンバーで挑むことが多いドラゴンのコンテンツについても、現在のレッドドラゴンがルーンドラゴンなどにグレードアップする可能性はあるが、ドラゴンを2体同時に実装することは、ランキングシステムの関係上難しいらしい。

◆マキナ覚醒前のスペック見直しの予定はありますか?
 全体的に性能がぱっとしないとされるマキナ。開発陣も認識しているようで、まずは覚醒の実装を最優先するのでもうちょっと待ってほしいそうだ。

◆新規ユーザー向けのネスト(ダンジョン)の実装は?
 過去に実装された新規ユーザー向けの“クリエイターズネスト”のようなコンセプトで、新たに実装できないかと検討中との回答が。近い未来、入門者向けのクリエイターズネストが帰ってくるかも……?

◆取引所を各サーバーで統一できないのか
 サーバー間の取引が可能になると、新規プレイヤーも多いアルゼンタサーバーと、古株プレイヤーが多いジェレイントサーバーの市場価格差によって、片方のサーバーが損をしてしまう可能性がある。統一は技術的には可能だが、実行する予定はないとのこと。
 この件について、来場者から「エクストラに入るアバターなど、カテゴリ次第でサーバー共通で取引できるようにはできませんか?」という質問が飛び、開発陣をして素晴らしいアイデアだとうならせた。
 だが、アバターの取引については、取引所とは別のシステムで入手できるようになるよう検討中とのこと。アバターの出品数が少なく入手できず、モチベーションが上がらないというアルゼンタサーバーのプレイヤーは、ぜひ期待していただきたい。

◆ライドギアズのアルフレッドが一部ゲートをくぐれないなど、韓国で報告が……。
 そういう場所を通れないのがリスク……というのは冗談とのことで、韓国では報告を受け、次回アップデートで早急に対処予定。日本での実装前にも、これらの点は改めてチェックされるようだ。

◆外伝キャラクターの中で、なんでライドギアズだけが無属性?
 開発チームの思い通りにやっちゃった! ……というのはまた冗談で、これは協議のうえで決めたことらしい。その意図は、プレイしてみれば分かる……かも?

◆レベルキャップ解放と同時にドラゴンの追加は?
 前回のヘイズルーンドラゴンは国際大会の準備の関係で実装が遅れたが、新規ドラゴンは毎年の年末年始頃に実装されるのが通例。
 つぎの新ドラゴンについてはレベルキャップ解放とは別に、来年2月~3月ごろの実装予定とのことだ。

◆いくつかのスキルの不具合について
 会場の来場者から、いくつものスキルについて表記どおりの性能になっていない点や、不発になってしまう点などが挙げられた。
 こうした不具合については、日本運営から報告を受けたら迅速に対応させていただきたい、とのことで、この質問についても、正規ルートとなる報告フォームなどからぜひ改めてまとめて寄せてほしい、との回答が出された。
 ただし、プレイ環境(マシンスペックの違いなど)によって出るか出ないかが異なる不具合については開発側での検証が難しく、確実に発生しないと断定できるようになるまでには、時間がかかってしまう場合もあるとのことだ。

◆PvPプレイヤー視点からの商店の見直しについて
 PvPメインのプレイヤーもいる『ドラゴンネストR』だが、PvPで得られる報酬だけでは商店の商品を購入できないという問題が指摘された。
 開発当初はPvEもプレイしてほしい、という想定だったとのことだが、実際に本作が世に出て以来、PvP専門の需要もかなりあることが分かってきたため、PvPだけでも成長要素が楽しめて、強化などに必要な財貨も手に入るような仕様を、なるべく早い段階で実装したいと考えているそうだ。

●ライドギアズを先行体験! もはや別ゲーム!?
 座談会に続いて、いよいよライドギアズで実際にプレイできる先行体験会が開始された。事前のアップデート紹介でも、PVとともにそのコンセプトが解説されたライドギアズ。細かな性能はさておき、やはりそのロボットのインパクトがすさまじい。

 多くの来場者は、スキル“アルフレッドフロンティア”で召喚した搭乗型アルフレッドの試し乗りから始めていた。そして、アルフレッドを動かしてみて「重い!」と驚いていた模様。
 歩行速度が非常に鈍重で、通常の移動では間違いなく置いてけぼりになるレベル。それを補うべく、通常攻撃をはじめとするいくつものスキルが、突進やジャンプによる移動を伴っているのがポイントだ。慣れてくると広範囲への重い攻撃を連打しつつも、エリア内を縦横無尽に飛び回ることができた。

 まるでロボットアクションゲームのようで、会場からは「もう別ゲーだこれ!」と声が上がった。筆者も会場にて、実際にプレイさせていただいた。
 アルフレッドに搭乗する前は、通常攻撃のキャノンによるリーチのある攻撃と、特殊攻撃による巨大スパナでの殴打で、中近距離を十分制圧していける印象だった。かわいらしい外見のアカデミックの外伝キャラクターということで、少女が巨大スパナなどを振り回す姿にはぐっとくるプレイヤーも多いかと思う。

 なお、筆者は体験会の制限時間のほぼすべてをアルフレッドを乗り回して満喫してしまったが、早くもPvPでの可能性を追求していた来場者もいた。
 その奮闘の模様を拝見するに、アルフレッドに未搭乗の状態でも、セブンレーザーをはじめとする各種攻撃スキルは有効な様子。さらに、アカデミックがもともと持っているバブルなどの拘束スキルを組み合わせ、爆発的なダメージを叩き出せるようだった。
 とくに、一部のスキルには対応スキルのクールタイムをリセットする能力があり、連携していく間にスキルの付加効果でフィールドが発生し、何らかの強化効果も得られていたようだ。

 生身でもいろいろとおもしろいのだが、やはり注目してほしいのは、アルフレッドによるド派手なスキル攻撃の数々。ことごとくが非常に広範囲に及ぶ範囲攻撃で、敵の集団もあっという間に蹴散らしてしまうのが、とにかく気持ちいい。

 ほかにも、空中を高速で移動する技など、使いかた次第でテクニカルな立ち回りもできそうなスキルが揃っており、ただのパワーキャラクターでは終わらない印象だった。
 ひたすら周りを吹き飛ばすド派手な攻撃の爽快感に酔いしれつつ、慣れてきたら連携を組み立てる楽しみも味わえる。『ドラゴンネストR』初心者から、セカンドキャラクター作成を考えるベテランプレイヤーにまで、広くオススメできるキャラクターだと感じた。

 新キャラクター・ライドギアズも加わり、各仕様の変更によって遊びやすさ、爽快感により磨きをかけていく『ドラゴンネストR』。

 今回紹介されたアップロード計画に加え、2017年5月開催予定の7周年イベントは例年よりもさらに豪華になる予定とのことだったりと、今回公開されたコンテンツ以外にも、まだまだ楽しみな要素が目白押しのようだ。ぜひ今後も続報をチェックしつつ、まずは5月のアップデートを堪能していただきたい。

最終更新:5/14(日) 11:02
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