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松山英樹がルール誤認でペナルティ パー3で「8」も

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 5/14(日) 8:57配信

◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 3日目(13日)◇TPCソーグラス(フロリダ州)◇7189yd(パー72)

【画像】ナチュラルメークのアン・シネは憂いの表情

1アンダー34位タイから出た松山英樹は「76」と崩れ、通算3オーバーの54位タイに後退した。後半13番(パー3)では池に2度入れて「8」の大たたき。16番(パー5)では池に入れた後の球の処置を誤り、ペナルティを受けるトラブルもあった。

ティオフ時から強い風が吹き抜けたムービングデーで、松山は前半にねばり強くプレーした。ショットに苦しみながら、4mをねじ込んだ5番から4ホール連続で1パットパーを並べた。追い風を利用し3Iで1オンに成功した12番で、この日3つ目のバーディ。一時的に10位タイに浮上した直後、まさかの展開が待っていた。

アゲンストの風を受けた13番(パー3)。8Iでのティショットを引っかけて、グリーン左手前の池に。前方のティグラウンドからPWで放った残り120yd余りの3打目も「まったく同じミス」が出て、水しぶきを上げた。1.5mからのトリプルボギーパットを外し、タップインするはずの7打目もカップに蹴られて、5オン3パットの「8」と崩れた。

意気消沈のムードが充満した終盤、さらなるアクシデントは16番(パー5)で起こった。2オンを狙ったショットがグリーン奥の池(ラテラル・ウォーターハザード)へ。池のそばから2クラブレングスの間隔を確保してティペグを2本刺し、1罰打を加えてドロップしたが、ボールは傾斜を横に転がり、松山は2クラブの長さ(2本のティペグの距離)よりも外側に出たと判断。ボールを拾い上げて再ドロップしようとしたときに、同組のグレーム・マクドウェル(北アイルランド)に指摘を受けた。

松山のボールは2本のティペグの範囲からは外側に出たものの、ドロップしたボールが“最初に落ちた(バウンドした)箇所”からは2クラブ以内にあった。そのため、ボールはインプレーとなり、松山は再ドロップせずに池ポチャ後の第4打をプレーする必要があった(ゴルフ規則20-2c)。インプレーの球を拾い上げたため1罰打(規則18-2)をさらに加え、5オン1パットのボギーとなった。

「ルールを知らなかった。(今まで)あまり聞いたことがなく、それをやっている人もあまりいなくて…。知らなかった自分が悪いです」と松山。仮にマクドウェルの指摘がなく、再ドロップ後にショットしていれば、誤所からのプレーなどのペナルティ(2罰打)が加わる可能性もあった。「ルールを知らなかったところを止めてくれて、逆に良かったです。これから先、同じ状況になったときにはちゃんと対処したいと思います」。自身のショット、パットの不振とともに、ルールの認識不足を猛省していた。(フロリダ州ポンテベドラビーチ/桂川洋一)

ゴルフ規則(抜粋)
【20-2c 再ドロップを要する場合】
ドロップした球は、次の場合、罰なしに再ドロップしなければならない。
(vi)ドロップした際に球がコース上に最初に落ちた箇所から2クラブレングス以上転がって止まった場合。

【裁定集:ドロップした球が、ドロップすべき区域の外へ転がり出た場合】
質問:ある規則が球をドロップすべき区域を規定している場合(例えば、特定の地点から1-2クラブレングス以内)で、ドロップした球が区域の外へ転がって出たときは、再ドロップすべきではないか。

回答:必ずしも再ドロップの必要はない。ドロップした球がハザード内、OBゾーンなどに転がり込まなかった場合、インプレーであり再ドロップしてはならない。特に規則20-2c(vi)の場合、ドロップした球がコース上に最初に落ちた箇所から2クラブレングスのところまで転がってもよいので、救済を受ける状態の所からかなり離れた箇所に止まることもありうる。例えば、ラテラル・ウォーターハザードの区域の限界から2クラブレングス以内の所にドロップした球が、規則20-2cの再ドロップを求められることなく、ハザードの区域の限界から4クラブレングスほどの所に止まることもありうる。

最終更新:5/14(日) 10:09

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)