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【巨人】阿部、孤軍奮闘の2ランはラミレスに並ぶ通算380号…2000本安打へあと「50」

スポーツ報知 5/14(日) 6:04配信

◆広島11―2巨人(13日・マツダスタジアム)

 完璧な当たりだった。阿部の打球は快音を残し、右翼席に飛び込んだ。「芯で捉えられました。早いうちに1点でも返したいと思っていた」。4点を追う4回1死一塁。岡田の低め149キロを、力で押し返した。2試合連続の7号2ラン。昨年8月7日の対戦で放った右越え3ランに続き、再び打ち砕いた。通算380本塁打とし、ラミレス(現DeNA監督)に並び歴代22位タイとなった。

 阿部が最も尊敬する4番打者は松井秀喜氏だというが、08~11年に共に巨人の中軸を支えたラミちゃんへのリスペクトも強い。「本当に勝負強くて、頼りになる存在だった。チームを勝利に導くことができる4番。俺もそうならないといけない」。チームが窮地に立たされたときでも、バット一振りで状況を一変させる姿にずっと憧れていた。試合には敗れたが、阿部が醸し出す存在感と威圧感は、当時のラミレスに負けていない。原辰徳(巨人前監督)の382本塁打も視界に捉えている。

 12日の試合は雨天中止だった。疲労がたまり始める時期の“恵みの雨”ではあったが、ロッカールームで流れていたテレビ中継に、今にも泣き出しそうな悲しげな表情を浮かべる巨人ファンの少年が映っていた。「楽しみにしてくれてたんだろうな。そういう子もいるんだから、俺はしっかり休んでまた頑張らないといけない」。その言葉通りの豪快なアーチ。過去47人が達成している通算2000安打へも、残り50本とした。(尾形 圭亮)

最終更新:5/14(日) 7:55

スポーツ報知

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