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屋台引いて30キロ 夜徹し持ち帰り 浜松・寺脇町の若衆ら

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/14(日) 8:14配信

 浜松市天竜区二俣町の横町自治会(叉水連)は13日、地域の夏の風物詩「二俣まつり」で使っていた祭り屋台を同市南区の寺脇町自治会に譲渡した。寺脇町の若衆ら約40人が天竜区を訪れ、南区まで約30キロの道のりを夜通し交代で引いた。

 横町自治会は同日夕方、祭り屋台を小屋の外に出し、横町公会堂の前で神事を執り行った。屋台は構造的に分解できず、トラックに載せると屋根が電線に引っ掛かるなど問題があるため、人力で引くことになった。

 寺脇町自治会から訪れた若衆らは午後8時半ごろに天竜区を出発。同区二俣町の商店街や天竜二俣駅前を通り抜け、天竜川に掛かる飛龍大橋を渡って国道152号(通称・秋葉街道)を南へと下っていった。

 一行は秋葉街道の浜松中央署前などを通過し、14日午前7時ごろまでには南区の寺脇町に到着する予定。

 叉水連は屋台を引き回す若い担い手が減り、2014年の祭りを最後に解散した。二俣まつりは二俣諏訪神社の例祭で約150年前に屋台が登場。叉水連の屋台は1936年の建造。木造の屋根は複雑な2層構造で文化的価値もあるとされる。

 寺脇町はトラックの荷台を改造して作った屋台が老朽化したため、本格的な屋台の導入を決めた。今年の秋祭りで使い、浜松まつりの際には、町内で引き回す。

静岡新聞社

最終更新:5/14(日) 8:14

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS