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注目は梅野 首位阪神のアキレス腱「正捕手問題」の背景

日刊ゲンダイDIGITAL 5/14(日) 9:26配信

「今の阪神はなかなか付け入るスキがないが、捕手の梅野の働き次第でしょうね」

 首位・阪神の今後について、OBはこうみている。

 梅野は今季、32試合で先発マスクをかぶり、正捕手の座を射止めようとしている。12日のDeNA戦では先発のメッセンジャー以下の3投手をリードし、勝利に導いた。

 冒頭のOBは「梅野はスローイングも捕球も悪くない。ただ、経験の少なさがどう出るか。ここ数年は正捕手として出場していない。必ずどこかで『迷い』が出てくるはず。今は投手の状態がいいから、リードや配球のミスがあってもカバーできるが、裏をかこうとして逆に裏目に出たり、際どいコースを要求してカウントを悪くしたりするケースもある。投手が落ちてきたときにどう対処するかだ」。

 梅野は新人の2014年、92試合に出場したが、15年は56試合、16年は37試合と年々、出場機会が減っていた。

■捕手とっかえひっかえの阪神

 もっとも、阪神は10年の城島を最後に、正捕手を固定できていない。中谷や原口のように打撃を買われてコンバートされるケースもあり、「捕手が育たないチーム」といわれる。その背景を、ライバル球団の関係者はこう指摘する。

「捕手は扇の要、ただでさえディフェンス面の責任を押し付けられやすいポジションです。投手がヒドくてもリードが悪いと言われ、敗戦の戦犯に挙げられがち。中でも阪神では、その傾向が強かった。負けるたびに責任逃れに使われてきたと言っても過言ではありません。それで捕手はとっかえひっかえ。結果として育たなかったのです」

 梅野がモノになるかどうかは、要するに首脳陣の起用法次第。金本監督が辛抱し続けることができれば、いよいよ隙はなくなりそうだ。

最終更新:5/14(日) 9:26

日刊ゲンダイDIGITAL

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