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水崎綾女って?カンヌ常連・河瀬直美の新作ヒロイン「女優は天職」

5/14(日) 8:36配信

シネマトゥデイ

 河瀬直美監督の新作『光』(5月27日公開)でヒロインに抜てきされた水崎綾女(28)。グラビアアイドルとして活躍したデビュー当初の印象が強い水崎だが、2006年からテレビドラマや舞台、映画など計70作品以上に出演し、演技力を磨いてきた。今ではすっかり女優が本業の水崎がカンヌ国際映画祭常連の河瀬監督作品に出演することになった経緯は? デビューからこれまでを振り返った水崎が転機になった作品と共に明かした。

映画『光』予告編

 映画『光』は、弱視のカメラマン・中森雅哉(永瀬正敏)と、映画に音声ガイドをつける仕事をしている尾崎美佐子(水崎)が、音声ガイドを制作する過程で関わり合いながら徐々に心を通わせていくラブストーリー。5月17日(現地時間)に開幕する第70回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを競うコンペティション部門に選出されている。

 水崎は2004年の第29回ホリプロタレントスカウトキャラバンで特別賞を受賞し芸能界デビューしたが、もともと女優になりたかったわけではないという。河瀬監督のことも知らなかったそうで、「フラットな状態で河瀬監督にお会いできたことが良かった。監督の作品が大好きだとか、監督を知りすぎていたら萎縮しちゃっていたかもしれないですね」と笑う。

 仕事に対しては、「自分であれがやりたい、これは嫌だと言うのは早いと思って、これまでマネージャーがやると言ったことをやってきました。会社が持ってきてくれた仕事だから全力を尽くしてやるべき」というスタンスを貫いてきた。そうして受けたオーディションでは「怒って」というリクエストに「怒らない」という意外な反応を見せた。「なんとなく河瀬監督にはウソをついても見破られる気がしたので、自分に怒りの感情が起こるまでは黙っていようと心に決めたら、15分くらい時間が過ぎてしまって」。この正直さが起用の決め手になった。

 目が見えない人も映画を楽しめるようにと、登場人物や情景に言葉のナレーションをつける仕事に従事している役柄ゆえ、撮影前には河瀬監督の前作『あん』の冒頭の音声ガイドを実際に書き、劇中の美佐子の部屋に住んで生活するなど入念な準備を重ねた。それでも現場は厳しかった。河瀬監督からは「美佐子として生きて!」「まだ、美佐子になりきれていない」と見抜かれてしまい、思い悩む日々。「長い時間をかけてでも、登場人物の人格をリアルに引き出そうとする、河瀬監督スタイルだと思います。気持ちが負けそうになった瞬間もありましたが、必死にくらいつきました」

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最終更新:5/14(日) 8:36
シネマトゥデイ