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関西弁の三つ編み娘 サイ・ペイインが感じる確かな成長

5/14(日) 15:16配信

ゴルフ情報ALBA.Net

<ほけんの窓口レディース 最終日◇14日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース(6,308ヤード・パー72)>

親友・ユウティンは美人プロとして人気急上昇中!

昨年からベイブ・リュウ、そして今季はセキ・ユウティンと韓国だけでなく中国、台湾の選手も活躍を見せている今季の国内女子ツアー。そんな中、台湾勢の1人サイ・ペイインが「ほけんの窓口レディース」の最終日に4バーディ・1ボギーとこの日2番目のスコアとなる“69”を叩きだした。

好プレーに導いてくれたのはパッティング。「今朝ちょっと修正したらかなり良くなりました。内容ですか?内緒です(笑)感覚的な部分なので、アマチュアの方が聞いたらこんがらがるかもしれないですし」と詳細は教えてくれなかったが、アドレスをちょこっとだけ変えたという。

そんなサイは台湾出身の26歳。2011年から日本ツアーに出場するもレギュラーツアーの壁に跳ね返されていたが、ステップ・アップ・ツアーで力をつけ、昨年QTランク13位の資格でフル参戦すると賞金ランク44位に入り賞金シードを獲得。さらに今季は現時点で賞金ランク22位とさらに成績を上げている。ちなみにトレードマークの三つ編みのおさげは、2年前にツアーに出るということで美容院で似合う髪形を美容師に相談したところ、今の髪型になった。「朝たった5分で結べるので負担になってないですよ」と笑う。

自身が去年よりも良くなった部分に挙げるのが“メリハリ”。ゴルフの攻める守るだけでなく、ラウンドのリズム、生活リズムにもメリハリがついたことで去年以上の成績を出せている。「知ってるコースだったら練習ラウンドを1ラウンドだけにして、他の日を休みに充てたりしています。試合中もずっと全力ではなくて、ホール間などはリラックスして、“ここ”というところで集中できるようにしています。そうすることで集中力が3日間持つようになりましたね」。ここまで全試合に出場していても、疲れた顔を見せない秘密がここにある。

中国、台湾勢が増えてきたのも「みんな仲が良いですよ」と嬉しい限り。中国から来たルーキーのユウティンとも「中国語と台湾語は方言みたいなもので母国語で話せるのは良いですね。向こうの言葉の方が綺麗ですけど(笑)とっても良い子ですよ」。拠点が同じ滋賀県ということもあり、オフには一緒に食事に行くなど親交を深めている。

日本語の方も6年滞在していることもあり流ちょうに話す。取材中も丁寧な日本語で話してくれたが、普段は親しみやすい関西弁。「今はちゃんとした取材だから標準語で話していますけど、関西弁の方が話しやすいですね」と使い分けもお手の物だ。

今季の目標は最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」に出場すること。「そのためにも賞金ランク25位以内に入りたいですね。もちろん勝っていけたら最高です」。益々国際色豊かになっている日本ツアー。たたき上げの三つ編み娘にも注目していきたい。

(撮影:福田文平)<ゴルフ情報ALBA.Net>