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実写版『美女と野獣』は吹替版もすごい!実力派集結&徹底したこだわり

5/14(日) 20:24配信

シネマトゥデイ

 公開からわずか3週で興行収入は72億4600万円(11日付)に達するなど、大ヒット中のディズニー実写版『美女と野獣』。知性あふれる美しきヒロイン・ベル役のエマ・ワトソン、傲慢さゆえに野獣に変えられてしまった王子役のダン・スティーヴンス、燭台のルミエール役のユアン・マクレガーら実写キャストのハマりっぷりが見どころだが、多くの人々に愛される名曲の数々が作品の根幹を成しているだけあって、プレミアム吹替版も徹底したこだわりを持って作られている。吹替キャストと演出監督がその裏側を明かした。

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 今回のプレミアム吹替キャストは全員が、日本ディズニーの吹替専門部署とキャスティング局および、最終的にはアメリカ本社のスタッフも参加したオーディションを経て決定された。高い歌唱力が必須なのはもちろんのこと、自然な演技ができるか、年齢感や各キャラクター同士のバランスはいいか、といった点も重要で、ベル役は「ロミオ&ジュリエット」のジュリエット、「レ・ミゼラブル」のエポニーヌ、「ミス・サイゴン」のキムと次々と大役を射止めてきたミュージカル界の歌姫・昆夏美、野獣役は「レ・ミゼラブル」のマリウス役に抜てきされて以来、「ロミオ&ジュリエット」「モーツァルト!」「ミス・サイゴン」「プリシラ」と数多くの舞台を踏んできたミュージカル界のプリンス・山崎育三郎に決まった。

 そして燭台のルミエール役は、「グランドホテル」「100万回生きたねこ」「アドルフに告ぐ」「ショーシャンクの空に」などに主演し、現在、劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season花に出演中の成河。時計のコグスワース役は小倉久寛、ポット夫人役は岩崎宏美、ガストン役は吉原光夫、ベルの父モーリス役は村井國夫、マダム・ド・ガルドローブ役は濱田めぐみ、ルミエールの恋人プリュメット役は島田歌穂と、舞台経験豊富な実力者が集うことになった。

 吹替演出監督は『アラジン』『塔の上のラプンツェル』『アナと雪の女王』など多くのディズニー作品を手掛けてきた松岡裕紀で、全てのキャストに「歌う声と話す声をなるべく近づけてほしい」と話したという。歌の素養がある彼らなだけに“歌いすぎてしまう”こともあったため、「『あまりビブラートをかけないで』『歌わないでしゃべるように』と伝えました。歌が、言葉の延長でないと今回の映画はダメかなという気がしたんです。あれは劇中歌ではなく、言葉に旋律が乗ったものですから」と演出のポイントを語る。

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最終更新:5/14(日) 20:24
シネマトゥデイ