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鉛筆に感謝し供養 大和郡山の西方寺

産経新聞 5/14(日) 7:55配信

 使い古して短くなった鉛筆に感謝し、ものを大切にする気持ちを新たにする「鉛筆供養」の法要が13日、大和郡山市の西方寺で営まれ、県内外の子供たち約50人が参列した。

 法要は西岡信敬(しんきょう)住職(48)の父で、先代住職の信孝(しんこう)さんが、教員時代に落とし物を取りに来ない児童が多かったことから、「物を粗末にしないで大事にする心を育てたい」と昭和45年から始め、毎年行われている。

 この日は、本堂で西岡住職の読経の声が響く中、子供たちが使い古して短くなった鉛筆を供えて焼香した。毎年集められる鉛筆は境内にある鉛筆の形をした供養塔に安置され、8月の地蔵盆の時期に炊き上げて、学業成就を祈願する。

 西岡住職は「今では親子二代で参列してくれる人もいる。ものを大切にする心を受け継いでいってくれれば」と話した。

 参加した兵庫県宝塚市の小学6年、明間(あけま)若菜さん(11)は、「1年のころから集めた鉛筆20本を感謝しながら供えました。また鉛筆を大切に使っていきます」と話していた。

最終更新:5/14(日) 7:55

産経新聞