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<日本プロゴルフ>宮里優、逆転連勝

毎日新聞 5/14(日) 15:56配信

 男子ゴルフの国内メジャー大会第1戦、日本プロ選手権日清カップヌードル杯は14日、沖縄県名護市のかねひで喜瀬CCで第3ラウンドの残りと最終ラウンドがあった。最終ラウンドで首位に2打差の2位でスタートした沖縄出身の宮里優作が8バーディー、2ボギーで六つスコアを伸ばし、通算12アンダーで逆転優勝を果たした。優勝賞金は3000万円。4月下旬の中日クラウンズに続く2試合連続優勝で通算ツアー5勝目。5年シードを得られる国内3大大会は初制覇。

 3打差の2位はブラッド・ケネディ(オーストラリア)、第3ラウンドまで首位だった谷口徹はスコアを伸ばせず、小平智と並んで通算8アンダーの3位だった。

 ◇「カチャーシー」で喜び表現

 ウイニングパットを決めると、指笛が鳴り響き、祝福の嵐となった。地元で宮里優がビッグタイトルを2試合連続優勝の形で制覇。「信じられない」と、思わず沖縄の手踊り「カチャーシー」で喜びを表現した。

 スタートダッシュを決めた。首位との2打差は1、2番の連続バーディーで追いついた。その後も4~6番でバーディー。パットは3メートル以内の短いものばかりで「ショットが良かった」と胸を張った。

 宮里優が「勝負どころ」と振り返ったのが、13番パー4。6メートルのバーディーパットは、ギャラリーの「入れ」という声援の後押しを受けて最後にひと転がりしてカップイン。このホールで同じ組の谷口はボギーとして、5打差がつき、逆転劇へ大勢を決した。

 優勝インタビューでは、母の日とあって「母がゴルフをしていて、父に教えたから今の宮里家がある」と母豊子さん(66)に感謝の気持ちを明かした。豊子さんは「地元で勝ってくれて何よりうれしい。(優作も)指笛で気持ちが大きくなったんでしょう」とうれし涙の父優さん(70)と大喜びした。

 ホール後、応援していた妹の藍は落ち着いたプレーに「一皮むけた」と絶賛。19勝している谷口からは「勝てるときに勝て」とハッパをかけられた。途絶えていた沖縄でのツアーが今年は2試合組まれている。次は11月。宮里優は「まだ強くなる」と誓った。【吉見裕都】

 ◇谷口、復調の手応え

 第3ラウンドまで単独首位を守った谷口は最終ラウンドで6バーディー、6ボギーとスコアを伸ばせず、2012年以来のツアー制覇を逃した。9番で2メートルのバーディーパットを外すなど「短いパットを外し過ぎた。いけると思ったんだけどなあ」と苦笑い。一方で、「一歩一歩上っている」と、ツアー通算20勝目に向けて復調の手応えを感じている様子だった。

 ◇選手ひとこと

 ブラッド・ケネディ (決勝ラウンドはノーボギー)ボールコントロールが完璧。パターの構えを変えて良いゴルフができた。

 小平智 (3位)ボールに泥がついたり運が悪かった。(史上最年少メジャー3冠を逃す)そう簡単にジャンボ(尾崎将司)さんを抜けるわけがない。違う記録で1番になりたいです。

最終更新:5/14(日) 21:27

毎日新聞