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村中優、世界届かず 無敗王者に英国で0-3判定負け

5/14(日) 7:43配信

デイリースポーツ

 「ボクシング・WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(13日、バーミンガム)

【写真】昨年末「来年は世界のベルトを巻きたい」と宣言した村中だが…

 WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチが13日(日本時間14日早朝)、英国・バーミンガムのバークレイカード・アリーナで開催され、同級10位の村中優(31)=フラッシュ赤羽=は0-3の大差判定で、王者のカリド・ヤファイ(27)=英国=に敗れ、敵地での王座奪取はならなかった。

 「HOMECOMING」と銘打たれた興行は、バーミンガムが本拠地のヤファイの初防衛戦。ヤファイは昨年12月、計量で失格した前王者ルイス・コンセプシオン(パナマ)に大差判定勝ちして王座を獲得した。今回、地元に大観衆を集め、凱旋試合に臨んだ。

 初回、左フックを上下に散らす王者に対して、村中も右クロスを返すなど打撃戦の予感を漂わせた。しかし2回開始直後、左フックから右ストレートをもらった村中がキャンバスに軽く右膝を付き、ダウンを取られる。これで完全に優位に立ったヤファイは、挽回に出る挑戦者をフットワークを使いながら外して、左右フックで迎え撃つスタイルに転じた。

 村中は果敢に前に出て右ストレートを狙うが、手数とパンチの精度で劣る。8回にヤファイがローブローで減点を受けるが、流れは変わらなかった。

 かつて計量に2度失敗し、ライセンス停止処分を受けたこともある村中。世界初挑戦の今回、課題の計量も問題なくクリアし、敵地のリングで勇敢なファイトと驚異的なタフネスは見せたが、勝利は遠かった。スコアは1人が118-108、2人が119-107。

 初防衛に成功したヤファイの通算戦績は22戦全勝(14KO)。村中は29戦25勝(8KO)3敗1分け。