ここから本文です

これぞ王者の底力!バイエルン、躍進ライプツィヒ相手に劇的な逆転劇/ブンデスリーガ第33節

GOAL 5/14(日) 0:38配信

■ブンデス第33節 RBライプツィヒ 4-5 バイエルン

RBライプツィヒ:ザビツァー(2分)、ヴェルナー(29分、65分)、ポウルセン(47分)

バイエルン:レヴァンドフスキ(17分、84分)、チアゴ(60分)、アラバ(90+1分)、ロッベン(90+5分)

13日にブンデスリーガ第33節が行われ、優勝を決めたバイエルンと2位RBライプツィヒが対戦し、5-4でバイエルンが打ち合いを制した。

優勝争いが終わりを迎えたとはいえ、今シーズンのブンデスリーガを盛り上げたライプツィヒと王者バイエルンの一戦は、残り2節となったブンデスリーガ最後の大一番。また、バイエルンのホームでは0-3と完敗を喫しているライプツィヒにとっては、リベンジとともに今シーズンの躍進がフロックではないことを証明する絶好の機会といえた。

すると、開始早々にライプツィヒがそのモチベーションの高さを結果に結びつける。キックオフから1分と7秒、GKペテル・グラーチのスローインから、左サイドでつないでティモ・ヴェルナーのパスに抜け出したエミル・フォルスベリの左足でのクロスを、ファーサイドのマルセロ・ザビツァーが頭で合わせてライプツィヒがクラブ史上初めてバイエルンからゴールを奪った。

電光石火の一撃で勢いづいたライプツィヒは、その後も得意のカウンターを武器にバイエルンゴールへと迫り、12分には左サイドからカットインしたヴェルナーが右足を振り抜くも、シュートは右のポストを叩いた。

ボールポゼッションで上回るバイエルンは、アリエン・ロッベンとフィリップ・ラームのコンビで右サイドを起点にチャンスを作る。すると15分、ロッベンとのコンビで右サイドを抜け出したラームのクロスをベルナルドが腕でブロックしたとしてバイエルンにPKが与えられる。これをロベルト・レヴァンドフスキがGKの逆を突くキックで沈め、試合を振り出しに戻した。

ここからバイエルンの逆襲が始まるかと思われたが、28分に突破を図ったフォルスベリをシャビ・アロンソがエリア内で倒してしまいPK献上。これをヴェルナーが決めてライプツィヒが勝ち越し、ヴェルナーは今シーズン20点目を挙げた。

前半終了間際にはフランク・リベリがドグラス・コスタとの負傷交代を強いられるなど、あまりいいところのないまま後半を迎えたバイエルン。後半は数段階ギアを上げる必要があったが、開始早々に出鼻をくじかれる。

47分、右サイドを抜けたヴェルナーの折り返しを、ペナルティーエリア手前のフォルスベリがつなぎ、最後はユスフ・ポウルセンがシュート。これがブロックに入ったアロンソに当たってコースが変わり、GKトム・シュタルケも反応できず3-1とライプツィヒが突き放す。

追いかけるバイエルンはロッベンの右サイドを中心に反撃に出ると、60分にD・コスタの右CKから、ロッベンを経由して右サイドで受けたラームのクロスをファーサイドのアロンソが頭で折り返し、最後はチアゴ・アルカンタラが押し込んで1点差に詰め寄る。

勢いづくバイエルンに対し、ホームチームも一瞬の隙を見逃さない。65分、左サイドのヴェルナーがDF2人を間を強引にかわすと、エリア内左からGKシュタルケの股を抜くシュートを沈めて4-2と突き放す。

普通のチームならばここで下を向くところだが、王者の意地を見せたいバイエルンは諦めない。84分、右サイドで得たFKをチアゴとロッベンがつないで揺さぶり、ロッベンのシュートはクロスバーを叩く。このこぼれ球をレヴァンドフスキが頭で押し込んで再び1点差に詰め寄ると、場内の雰囲気が一変。バイエルンが追いつくか、このままライプツィヒが逃げ切るか――。

ホームに詰め掛けたサポーターの願いも空しく、91分にゴール正面からのFKをダビド・アラバが右上隅へと沈め、バイエルンが同点に追いつく。まさにドイツ絶対王者の底力を発揮した場面だったが、試合はこれでは終わらない。

アディショナルタイム5分のうち、4分30秒が過ぎようとしていたところ、カウンターから右サイドでボールを受けたロッベンがチェックに来たDFを裏街道でかわすと、そのままトップスピードに乗ってエリア内に侵入する。さらに寄せに来た2人目のDFもかわしてカットインし、GKを嘲笑うかのような冷静なチップキックでフィニッシュ。敵地まで乗り込んだバイエルンサポーターを熱狂させる逆転劇で、バイエルンがライプツィヒとの壮絶な点の取り合いを制した。

バイエルンは最終節、フライブルクとのホームゲームを、ライプツィヒはフランクフルトとのアウェーゲームでシーズンを終える。

GOAL

最終更新:5/14(日) 0:38

GOAL