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<信楽高原鉄道事故26年>法要は未来永劫に

毎日新聞 5/14(日) 18:57配信

 滋賀県甲賀市(旧信楽町)で1991年、JR西日本と信楽高原鉄道(SKR)の列車が正面衝突して42人が死亡、600人以上が負傷した事故は14日、発生から26年を迎えた。事故発生時刻に近い午前10時半、同市信楽町黄瀬(きのせ)の事故現場で追悼法要が営まれ、遺族や両社の関係者ら96人が参列した。

 遺族やSKRの正木仙治郎社長、JR西の来島達夫社長らが慰霊碑に献花。事故で妻を亡くし、娘2人も重傷を負った吉崎俊三さん(83)=兵庫県宝塚市=が遺族を代表して慰霊の言葉を述べた。吉崎さんは体の不調を訴え、「遺族はだんだんと減っていく。誰も出席できなくなっても法要は続けてほしい」と求めた。

 法要の後、吉崎さんの訴えについて正木社長は「未来永劫(えいごう)、私どもは責任を持ってこの法要はしていかなければならない」、来島社長も「ぜひこの法要は会社として責任を持って取り組んでいきたい」とそれぞれ述べた。【衛藤達生】

最終更新:5/14(日) 19:12

毎日新聞