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<プロ野球>母の日に親孝行な一発 広島・鈴木

毎日新聞 5/14(日) 22:28配信

 ○広島8-1巨人●(マツダスタジアム・14日)

 広島の若き4番・鈴木の心は決まっていた。同点の六回1死二塁。ボールが3球続いた後の5球目。待っていたスライダーを逃さずに鋭く振り抜くと、打球は一直線で左翼席に飛び込み、勝ち越し2ランとなった。「低めに球が来ていたので、割り切った。(狙い球を)絞っていた」

 二回の第1打席では見逃し三振。三回の好機にも三ゴロに倒れ、凡退が続いていた。それでも集中力は切らさず、一振りで試合の流れを変えてみせた。

 開幕当初は新井が休養した試合に限り、代役として座っていた4番の座も、今では不動のものにした。それでも、日ごろからつなぐ意識を強調するが、前日も先制打を放つなど、4番らしい勝負強さを発揮している。緒方監督も「4番打者が仕事をしてくれた。落ち着いて打席に入っている」と成長を認める。

 母の日のこの日、登場曲をAIの「ママへ」に変更し、ヒーローインタビューでは「東京にいるお母さん。今日、俺、やったよ」と絶叫した。「神ってる」の言葉とともに名前が知れ渡った22歳のスラッガーの親孝行な一発が、チームに本拠地7連勝をもたらした。【村社拓信】

最終更新:5/14(日) 22:28

毎日新聞

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