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<プロ野球>頼りになるベテラン 阪神・40歳福留

毎日新聞 5/14(日) 22:31配信

 ○阪神4-2DeNA●(横浜・14日)

 ここ一番で頼りになるのは、やはりベテランの一振りだ。阪神を勝利に導いたのは40歳の4番・福留の一打だった。

 同点の九回、大和の左前打と四球でつかんだ無死一、二塁の好機に、「最低でも走者を進めようと思っていた」と福留。3球目、外角低めの変化球にやや体勢を崩されながらも右前へ運び、勝ち越し点をたたき出した。六回2死二塁の前打席は、いい当たりながら打球が右翼手の正面を突いて凡退していたが、「自分のスイングをして(野手の)正面なら仕方ない。1打席1打席割り切って臨んだ結果がよかった」。百戦錬磨の福留らしい頭の切り替えの早さが生んだ決勝打だった。

 チームの貯金は2014年8月以来となる10に到達した。この日も、二回に35歳・鳥谷の適時二塁打の直後に22歳の北條がきっちり犠飛を放ち、九回の福留の勝ち越し打の後にも、新人の代打・糸原が追加点をたたき出す中前打。ベテランと若手ががっちりかみ合っており、福留は「すごく明るく、いい雰囲気。これを続けていければ」と力を込める。

 「今は順位ではなく、とにかく貯金。自分たちの勝ち方を確立するのが目標なので、どんどん増やしたい」と金本監督。一つ勝つごとにチームの融合は進み、勢いが地力に変わっていきそうだ。【平本泰章】

最終更新:5/14(日) 22:31

毎日新聞