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武藤、ドイツ1部日本人通算200得点となる今季5ゴール目「うれしくて、うれしくて…」

スポーツ報知 5/14(日) 18:20配信

◆ドイツ・ブンデスリーガ マインツ4―2フランクフルト(13日・オペル・アレーナ)

 マインツの元日本代表FW武藤嘉紀は、本拠で4―2と逆転勝ちしたフランクフルト戦の後半開始から出場し、31分に今季5ゴール目となる勝ち越し点を決めた。1978年4月8日に1FCケルンの奥寺康彦がカイザースラウテルン戦で初得点して以来、ドイツ1部日本人通算200得点となった。フランクフルトの日本代表MF長谷部誠は、右膝負傷中でベンチ外だった。

 武藤に聞く

 ―おめでとうございます。

 「ありがとうございます、ありがとうございます」

 ―この前、「何が何でも勝って」って言っていたけど、それを自分でやってのけた。

 「きょう途中から入って、絶対自分で決めてやろうって思ってました。ほんと、何ていうのかな、今シーズン、まあドイツ来てからケガもあって、すごい辛い時期もありましたけど、ホント前を向いてひたむきに頑張った結果がね、最後の最後で実ったのかなと思います」

 ―ゴールシーンを振り返って下さい。

 「正直、やっぱあそこから決めるのは難しいと思いましたけど、とにかくしっかり当てて…。ヘディングで当てることっていうのを意識して。かなりあれも練習してきましたし、まあ練習通り、いいゴールになりました」

 ―キーパーの位置は見えていた?

 「ボールも速かったですし、とにかく強いボールで、まああそこから距離もあった。まあ、上を狙おうと。狙いました」

 ―決めた後はユニホームを脱いでいた。

 「もう、うれしくて(笑い)。うれしくて…」

 ―爆発したという感じ?

 「うん、そうですね」

 ―きょうのゴールでほぼ残留決定。

 「決定だよね? 完ぺきにですよね?」

 ―一応、数字上ではまだ…。

 「まあ(下のチームが次節で)10点とか取らなきゃってことですよね?」

 ―でもない限りは残留という。

 「まあ、きょうはたぶん、みんな息抜きでどっか行くと思いますけど、まあ僕的にはやっぱ、もっとゴール取りたいです。(次節の1FC)ケルン戦でまた点取れるように、またしっかり準備していきたいなと思ってます」

 ―出られない期間とかがあったときに、こういう苦しい時期があったからこそ、自分が出たときに救世主になれるということを言っていて、まさにそういう感じになった。

 「そうですね。ホントに準備だけは怠らなかったですし、とにかくつらい時期を歯食いしばって頑張ることによって、おのずとチャンスっていうのは来ると思っていた。そのチャンスを自分がどう生かすか。チャンスを生かせるような準備っていうのを、ひたすら待ってたというか。きょうがそのいい結果につながったのかなと思います」

 ―PKのところはうまく取れたという感じ?

 「もう完ぺきですね。もう狙ってました。相手も疲れてたんで、仕掛けられるのが一番嫌だと思ってたんで」

 ―(PKキッカーの)デブラシスに声をかけていたけど、あれは「任せたぞ」というようなことを?

 「そうですね。デブラシスのメングラ(ボルシアMG)戦で、ゴール奪ったみたいな形になっちゃったんで。きょうはそれを返すというか。あれでパブロ(デブラシス)がけっこう怒ってたんで(笑い)。触んなって。でもFWとしても、やっぱ触るべきだと。まあきょうはそれを返して。チームとしては非常に雰囲気良く終われた。最高の結果が出たんじゃないかなと思います」

 ―きょうのゴールはブンデスリーガ日本人選手通算200ゴール目だった。

 「あ、そうなんですか? おお~。ラッキー(笑い)。まあ自分のゴールの、何ていうのかな、まあ記念すべき200点ですけど、そういうのあんまり気にしないで、とにかく取れるだけ取らないといけないなって」

 ―ここまでチームとしても苦しいシーズンだったが、残留争いっていうのは…

 「もう経験したくないですね(笑)。チームの雰囲気もホントに悪くなりますし、やっぱりみんながみんな、何ていうのかな、人のせいにし始める。けどそれを、前を見てやれたのがやっぱりキャプテンだったり、空気を、チームとして、何ていうのかな、みんなで頑張ろうっていう気持ちがあったからこそだと思うんですけど。もう2度と経験したくないですね」

 ―スタジアムの雰囲気も最初からすごく良かった。

 「良かったけど、2失点して、もうホントに自分が変えるしかないなって思ってました。これだけサポーターがいい雰囲気を作ってくれたのに、最初に2失点。でもああいう軽い2失点は必要ないと思います。とにかく勝てた、結果がすべてなんで。あと残留できて…。いいかな、できてって言っても? 何点取られたら?

 ―10点とか?

 「10? ああじゃあもう、OKってことで。みんな喜んでるし。(10点取られるのは)ありえない。きょうはちょっと息抜きして。ゆっくりします」

 ―入ってすぐ0―2になった

 「信じられなかったですね。0―2になって、とにかくチームの結果もそうですけど、自分が点を決めようと思いました。0―2になって、じゃあだれかしら点決めなきゃいけないから。まずは自分がどん欲に決めて、そこから流れを変えられればなって。まあ、先にジョン(コルドバ)が決めてくれた。ホントいいとこ持ってったなと(笑い)」

最終更新:5/14(日) 19:04

スポーツ報知

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