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【ヴィクトリアマイル】アドマイヤリード、新マイル女王!6番人気もルメール騎手が絶妙リード

スポーツ報知 5/15(月) 6:04配信

◆第12回ヴィクトリアマイル・G1(芝1600メートル、14日・東京競馬場、稍重)

 第12回ヴィクトリアマイル・G1は14日、東京競馬場の芝1600メートルで行われた。6番人気のアドマイヤリードがクリストフ・ルメール騎手の絶妙の手綱さばきに導かれ、直線で鋭く抜け出して快勝。重賞初制覇をG1で飾った。1馬身1/4差の2着には11番人気のデンコウアンジュ(蛯名)、3着は7番人気のジュールポレール(幸)。1番人気のミッキークイーン(浜中)は7着に終わり、3連単は91万8700円の高配当となった。

 強い気持ちで攻めた。ゴールまで200メートル。ルメールは前に開いた1頭分のスペースに、アドマイヤリードを導いた。「パスできる力があったので、自信を持って行った」。先行するソルヴェイグとスマートレイアーの間を割ると、2着のデンコウアンジュに1馬身1/4差をつけてG1初勝利のゴールに飛び込んだ。

 前走の阪神牝馬S(2着)に続いて手綱を執った鞍上は「彼女の瞬発力は、強いけど短い。ラスト100メートルまで我慢して、最後だけ追った」。重馬場だった前走に続き、この日も土曜の雨の影響で稍重の荒れたコンディション。「小さい馬(この日出走の17頭で最軽量の422キロ)だけど、この馬場でいい走りをする」と、コンパクトな馬体と馬場が見事にフィットした。

 ルメールはこの日の1Rで現役最速のJRA通算600勝を記録。「的場文男騎手には届きませんけどね」と、地方通算7000勝に王手をかけている大井の帝王と比べて笑ったが、この日は4勝、2着5回と絶好調。JRA最多タイとなる1日9連対を果たした。「下が悪かったのでパワーが必要だし、引っかかる馬では難しい。リラックスすることが求められた」と、特殊な馬場でも冷静に乗りこなした。

 須貝調教師はG1・11勝目に特別な思いを寄せた。「お世話になっている近藤会長の馬でG1を勝てたことがありがたいし、走る馬を受け継がせてくれた松田先生(元調教師)に心から感謝したい」。定年解散した松田博資厩舎から16年春に転厩。デビュー時は398キロの馬体重だったステイゴールド産駒は季節を経るとともに心身ともに成長。2017年は1000万の身で迎えたが、一気に頂点まで駆け抜けた。

 今後は安田記念には向かわず、クイーンS(7月30日、札幌)が有力。「これからは女の子たちの戦いに顔を出すと思うので」とトレーナー。女王の座を射止めたニューヒロインは古馬牝馬戦線をリードする立場になった。(石野 静香)

 ◆アドマイヤリード 父ステイゴールド、母ベルアリュール2(父ニューメラス)。栗東・須貝尚介厩舎所属の牝4歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算14戦5勝。重賞初制覇。総収得賞金1億9125万2000円。馬主は近藤利一氏。

最終更新:5/15(月) 6:04

スポーツ報知

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