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【オークス展望】2冠狙うレーヌミノル中心も名手・武豊騎乗予定のリスグラシューに期待

スポーツ報知 5/14(日) 22:09配信

◆第78回オークス・G1(21日・芝2400メートル、東京競馬場)

 第78回オークス・G1が5月21日、東京競馬場の芝2400メートルで行われる。

 牝馬クラシックの1冠目を制した桜花賞馬レーヌミノル(牝3歳、栗東・本田優厩舎)が、2012年のジェンティルドンナ以来、史上14頭目の2冠制覇に挑む。距離不安がささやかれた前走の桜花賞は、好位から危なげなく抜け出す横綱相撲。初めてコンビを組んだ池添騎手の、馬の力を信じた騎乗が光った。ダイワメジャー産駒だけに今回、距離が最大のカギになろうが、近年は阪神マイルをこなした馬が、そのまま東京2400メートルを勝ち切ってしまう傾向が顕著で、2冠達成の可能性は十分にある。

 桜花賞2着馬リスグラシュー(牝3歳、栗東・矢作芳人厩舎)の反撃にも注意だ。年明け初戦のチューリップ賞で3着に敗れ、3番人気で臨んだ桜花賞では緩い馬場にスムーズさを欠きながらも、中団から差し脚を伸ばして2着に突っ込んだ。距離が延びていいハーツクライの産駒で、東京の2400メートルは問題ないだろう。中長距離戦のペース判断が的確な名手・武豊騎手の騎乗にも期待したい。

 無傷の4連勝で挑んだ桜花賞で、1番人気を裏切り3着に敗れたソウルスターリング(牝3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)。フットワークが大きい同馬に雨で滑る馬場は想像以上にこたえた模様だが、大敗したわけでなく、評価を落とすことはないだろう。東京のアイビーS(芝1800メートル)で、皐月賞2着馬ペルシアンナイトを問題なく退けており、左回り、距離延長は問題なさそう。良馬場なら完勝のシーンまであるかもしれない。

 桜花賞で謎の大敗(12着)を喫したアドマイヤミヤビ(牝3歳、栗東・友道康夫厩舎)の取捨が微妙。デビュー2戦目の2歳未勝利(阪神・芝1600メートル)で、稍重の馬場で強い勝ち方をしていただけに、パワーを要する条件を苦にしないと思われたが、上滑りする形で前に進まず、全く競馬になっていなかった。心身のダメージさえなければ、アエロリット(NHKマイルC)、レーヌミノル(桜花賞)に勝ったクイーンC、カデナ(報知杯弥生賞)を抑えた百日草特別の内容から、ここで巻き返せるはず。ハーツクライ産駒で2400メートルの距離は合うだろう。重馬場自体も本来こなせるはずだが…。

 トライアルのフローラS勝ち馬モズカッチャン(牝3歳、栗東・鮫島一歩厩舎)も怖い。現在3連勝中と充実一途。前走は初の2000メートルだったが、直線で狭くなりそうなところを馬群を割って伸びた脚は目立った。折り合いは問題なく、距離延長も歓迎だ。

 スイートピーS1着のブラックスビーチ(牝3歳、栗東・角居勝彦厩舎)、忘れな草賞を勝ったハローユニコーン(牝3歳、栗東・鮫島一歩厩舎)、フローラS2着からリベンジを期すヤマカツグレース(牝3歳、栗東・池添兼雄厩舎)、同じく3着馬フローレスマジック(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎)、1番人気に推されながら8着に敗れたホウオウパフューム(牝3歳、美浦・奥村武厩舎)にも注意。(大上 賢一郎)

最終更新:5/14(日) 22:09

スポーツ報知

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