ここから本文です

竜電、3場所ぶり白星発進!通算250勝に王手

スポーツ報知 5/15(月) 9:02配信

◆大相撲夏場所初日 ○竜電(上手投げ)北太樹●(14日・両国国技館)

 西十両12枚目・竜電(26)=高田川=が、東同12枚目・北太樹(山響)を上手投げで下して、3場所ぶりの白星発進を決めた。立ち合いで左を差すと、最後まで右上手を放さず。一枚まわしで引きつけが甘かったが、土俵中央で投げの打ち合いに勝利。昨年九州場所で再十両を決めてから4場所連続の対決となった相手を転がした。

 「力が入った。でも、(内容は)良くないです」。激闘を制しても、口をついたのは反省の言葉。脳裏には高田川親方(元関脇・安芸乃島)の言葉が響いていた。「動きを止めない相撲を取らなければダメだ」。勝ち星を挙げても、角界屈指の厳しい指導で評判の親方の教えを実践できなかったことが引っかかった。「今日は(動きが)止まってしまった」と表情は硬いまま。

 先場所は6勝9敗と負け越し。入幕を狙う十両上位への躍進とは逆に、下位に番付を下げた。春巡業の朝稽古では左を差して一気に出る形を、様々な相手に繰り返してきた。利き腕の左を十二分に生かす十八番を磨くことが入幕への近道。「成果? どうでしょう。これからですね。まだ初日ですから」。この日の白星で通算250勝まであと1勝。自分の相撲を取りきって成長の感触を節目の白星で実感する。(網野 大一郎)

最終更新:5/15(月) 10:20

スポーツ報知