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68歳の南こうせつが青春まっただ中 音楽の持つ健康維持のパワーを実感/芸能ショナイ業務話

サンケイスポーツ 5/14(日) 15:00配信

 「ここに立つと、青春がよみがえってくるんだよ!!」。13日、東京・日比谷野外音楽堂でそう声高に訴えたのは、シンガー・ソングライターの南こうせつ(68)だ。

 26年連続となる同所での恒例ライブ「グリーンパラダイス」の開演前、取材に応じたこうせつは、屈託のない笑みを浮かべていた。

 1970年代、ロックやフォークが流行したころから、日比谷野音でのコンサートはステータスだった。こうせつは、3月に膵(すい)がんで死去したミュージシャン、ムッシュかまやつさん(享年78)に触れ、「70年代から、かまやつさんはロックとフォークが一緒になったコンサートをここでやっていたな」と思いをはせた。

 日比谷野外音楽堂は何度訪れてもワクワクする場所とし、「まさに青春のまっただ中に、気持ちが入って歌うことができる」と明かした。若い、アツイ男だ。ステージでは代表曲「妹」「夏の少女」など20曲を披露。会場の3000人を酔わせた。さらには、音楽の持つ健康維持のパワーも力説した。

 「我々世代から、認知症とかが出てくる。音楽っていうのがかなり大事で、予防になる。みんなしっかり生きて、青春時代の歌を歌って、脳を活性化して。家の中にこもって鬱病なんかになっている場合じゃないぞ!」

 シンガー・ソングライターは歌詞に自身のメッセージを込め、メロディーに乗せ歌い、訴える。こうせつの発する直接的な“生の声”を聞き、貴重な機会だったな、と感じ、肌寒く、雨降りしきる中、アツイ気持ちで会場を後にした。

 この日、ゲスト出演したシンガー・ソングライター、加藤登紀子(73)が語ったひと言も最後に付け加えたい。

 「幸せって、体を動かす人にしかこないものってある人が言っていて。じっとしてて、思っていても幸せにならないものですね」

 う~ん。ベテラン2人の言葉には重みがある-。(G・N)

最終更新:5/14(日) 15:02

サンケイスポーツ