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美濃加茂市長に藤井氏3選 無投票

岐阜新聞Web 5/14(日) 17:03配信

 任期満了(6月1日)に伴う岐阜県美濃加茂市長選は14日告示され、受託収賄などの罪に問われ二審で逆転有罪判決を受けた無所属現職の藤井浩人氏(32)=上告中=のほかに立候補の届け出はなく、無投票で3選を決めた。藤井氏は「事件は事実無根。後ろめたいことはない。自信を持って市長職を全うしたい」と決意を述べた。ただし、在任中に有罪判決が確定した場合は失職し、改めて市長選が行われる。
 藤井氏は今回、若者や女性の社会参画推進、中蜂屋工業団地などへの企業誘致、民間企業と連携した地域活性化などの実績を強調。観光振興や新庁舎整備構想の策定といった政策公約を掲げた。
 対抗馬擁立を見送った保守系市議らは、今年1月の出直し選での藤井氏の圧勝を踏まえ「勝てないのに出すのは得策ではない」とし、共産党は適任者が見つからず擁立を断念した。
 藤井氏は昨年11月、名古屋高裁で逆転有罪判決を受け即日上告。法廷闘争を抱えたまま市長職に当たることに対し「市民に信を問いたい」として同12月、1期目途中で辞職し、打って出た今年1月の出直し選で新人候補を大差で退け再選を果たした。
 公選法などの規定で任期は辞職前と同じ6月1日までのため、再び市長選が行われた。今回の当選で同2日から2期目に入る。
 13日現在の選挙人名簿登録者数は4万2250人(男性2万761人、女性2万1489人)。

岐阜新聞社

最終更新:5/15(月) 8:45

岐阜新聞Web