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「死ぬまで戦う」東京入管で収容された外国人たちが抗議の”断食”

5/14(日) 16:09配信

AbemaTIMES

隠れて弁当を食べている人もいる?

(C)AbemaTV

 東京入局管理局に収容されている外国人ら約40人が、9日夕方から長期収容などに抗議し、飲まず食わずのハンガーストライキを行っているとロイター通信が報じた。長期収容や職員による威嚇行為に抗議したもので、取材に応じた1人は「死ぬまで戦う」と話したという。

 東京入国管理局によると、抗議しているのは約20人で、国籍は様々だという。支給された食事は拒んでいるものの、部屋には水道があり、隠れて弁当を食べている人や、施設内で購入できるお菓子などを食べている人もいるとしている。

 また、抗議に対しては「ハンガーストライキをしたところで何が変わるということはないので、適切ではない」としているが、要求書を提出、医療や食事、自由時間などの処遇改善を求めているとロイター通信は報じている。

 入国管理局に収容されるのは「在留資格がない」「不法入国」「不法就労者」など、主に強制送還の行政処分を受けた人で、東京入国管理局の施設に現在収容されているのは560人に上り。国籍はタイ、中国、フィリピンなどアジア系が大半だという。

 収容に至った事情は様々で、日本人と結婚し子どもも生まれたが、在留資格が得られなかったり、母国に帰国すれば政治的・宗教的な理由で迫害を受ける可能性があったりする場合や、在留資格が無く、難民申請も却下され続けているケースもあるという。

 東京入国管理局によると、被収容者の部屋は板敷と畳張りの和室で冷暖房は完備。支給される食事は、朝食はパンにゆで卵、昼と晩は白米とスープにおかずが3品。また、一定時間に限り、部屋以外の収容エリアで自由に入浴、洗濯、運動ができるという。さらに施設には医師および看護師が常駐し、必要に応じて外部の病院に入院ができるとしている。

「海外と比べて非常に劣悪な環境」

 日本の収容施設は、海外と比べて非常に劣悪な環境であると言われている。ジャパンタイムズの2015年の記事によると、イギリスの刑務所監督官が日本の入国管理局を視察し「刑務所のようだ。イギリスの施設ではオープンスペースで家族と自由に会える」と感想を漏らしたという。

 実際、過去には悲劇も起きている。今回ハンガーストライキが行われている東京・品川の施設では、2014年にスリランカ人男性が急性心筋梗塞で死亡、茨城・牛久の施設でもイラン人男性とカメルーン人男性が2日連続で死亡している。

 谷垣法務大臣(当時)は「2人が亡くなったのは特殊なこと。常勤医師の確保は難しいがしっかり取り組むべき」とコメントしたが、今年3月には再び牛久の施設でベトナム人男性がくも膜下出血で亡くなっている。

 医療、食べ物、自由時間における処遇改善を求めている「牛久入管収容所問題を考える会」の田中喜美子代表によると、「男性は3月17日に、収容されていた部屋で大きな声を出して血を吐きながら倒れ失禁した。同じ部屋にいた外国人が職員を呼んだが、医務室の隣のベッドに置かれただけで次の日には単独房に入れられた。週末だったため、翌週月曜(21日)まで施設には医師がいなかった。しかも、入国管理局側は仮病の可能性を疑っていたようだ」と憤る。

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最終更新:5/14(日) 20:27
AbemaTIMES