ここから本文です

アンテナショップ×宿泊 東京・渋谷で年度内に開業 国内初、徳島県

5/14(日) 7:01配信

日本農業新聞

 徳島県は、国内初となる宿泊機能付きのアンテナショップを今年度中に東京都内に開業する。東急電鉄が所有するビルを1棟借りて運用する。2020年の東京五輪・パラリンピックに合わせて増える訪日旅行客(インバウンド)需要を視野に、都心部から地方への観光客誘導を狙う。出店が相次ぐアンテナショップの中でも特色を出し、宿泊機能を付けることで安定した収益を上げ、継続的な運用を目指す。

じっくり滞在 魅力味わい 採算性向上へ

 同県は09年3月、港区で手掛けていたアンテナショップを閉店した。以降は独自のテナント出店をせず、大手コンビニエンスストアと連携したインショップという形で県産品を販売し、採算性の向上を図っていた。

 県は「宿泊機能を付けることによって、都心部での出店でも安定した収益を上げ継続的に施設を運用できる」(県もうかるブランド推進課)として、独自アンテナショップの再開業に踏み切ることにした。

 場所はインバウンドや若者が多く集まる渋谷区。新たなアンテナショップの名前は「Turn Table(ターンテーブル)」。5階建てで、1階をカフェとマルシェ、2階をレストラン、2階の一部と3階以上は宿泊施設として運用する。

 カフェとレストランで提供する食材は県産にこだわり、宿泊施設には県産の木材を内装に使用。飲食部分で年間1万人、宿泊で2万人の利用客を見込む。宿泊施設は相部屋で1泊1万円以下と、安価に泊まることができる。

 施設内では徳島県にまつわるイベントなども企画するという。同県は「宿泊、滞在を伴うことで時間をかけて徳島の魅力を知ってもらえる」と強調する。

日本農業新聞

最終更新:5/14(日) 7:01
日本農業新聞