ここから本文です

新幹線で利用増の一方、釧網本線などは利用減 JR北海道、2016年度の利用状況

乗りものニュース 5/14(日) 7:40配信

留萌本線の廃止区間は前年度比402%を記録

 2017年5月9日(火)、JR北海道が2016年度の利用状況を発表しました。

 昨年は8月の台風災害により石勝線や根室本線などが被災し、長期間にわたり列車が運休。そのため不通が生じた線区を中心に、広い範囲で輸送密度が低下しました。

【画像】2015年度のJR北海道各線区における輸送密度

 そのため今回の発表では、全期間のデータと、9月~12月を除いた8か月間のデータのふたつが示されています。また、根室本線・富良野~新得間の一部と日高本線・鵡川~様似間は列車の運休が続いていることから、扱いが別とされています。

輸送密度が低かった線区

「輸送密度」は営業キロ1kmあたりの1日平均旅客輸送人員をいいます。これがもっとも低かった線区は、札沼線の北海道医療大学~新十津川間47.6kmで、全期間が66人/日(前年度比84%)、8か月間が64人/日(81%)でした。ほか、輸送密度が500人/日を下回った線区は次のとおりです(単位は「人/日」)。

・石勝線・新夕張~夕張
 全期間83(前年度比70%)、8か月間80(68%)
・留萌本線・深川~留萌
 全期間228(125%)、8か月間188(103%)
・留萌本線・留萌~増毛
 全期間269(402%)、8か月間134(200%)※2016年12月5日廃止
・宗谷本線・名寄~稚内
 全期間362(90%)、8か月間364(90%)
・根室本線・滝川~富良野
 全期間384(79%)、8か月間488(89%)
・釧網本線・東釧路~網走
 全期間432(84%)、8か月間463(90%)
・根室本線・釧路~根室
 全期間435(97%)、8か月間457(102%)
・日高本線・苫小牧~鵡川
 全期間463、8か月間462 ※前年度データなし
・室蘭本線・沼ノ端~岩見沢
 全期間484(97%)、8か月間477(95%)

 2016年度(9月~12月除く)の、JR北海道における線区ごとの輸送密度。点線、赤線、だいだい線の順に利用者が少ない(画像:JR北海道)。

1/2ページ

最終更新:5/14(日) 7:40

乗りものニュース